「いまどきの推薦制度」の巻
高校3年生になる娘がいる。
この年頃の娘を持つ親は大変である・・・。
ましてや受験生ともなると・・・。
しかしそのような状況を一変してくれる制度がある。
そう、高校から大学への推薦制度だ。
これは受験する本人もそうだが、気を使う親にとっても非常にありがたいものである。
もちろん推薦に通ればの話だが・・・。
前置きが長くなったが、娘が推薦制度を利用して大学進学が決まった。
しかも国立である。
何と親孝行な娘よ(喜)!!
と、ここまでは良いのだが・・・。
実は国立が推薦を受け付けているという事実を全く知らなかった(教育に不熱心な親で申し訳ない・・・)。
本当に推薦は私立しかないと思い込んでいた・・・。
ちなみに私も昔推薦制度を使って大学に入った一人である(推薦も遺伝か?)。
今は昔、もう30年も前の事である。
キリスト教系の高校であったため、比較的推薦でいける大学は多かったと記憶している。
それでもやはり国立に推薦で入れるような制度は無かったと思う・・・(多分)。
当時、共通一次試験と呼ばれていたものが、センター試験という名に変わろうとしていた過渡期・・・。
国立を受験する人は、数多い教科をきちんと学び受験しなければならなかった。
ちなみに私はそれが嫌で私立にした経緯がある。
しかも「受験よりは推薦でしょう」という安易?な方向へ流れる私・・・。
とは言え、それなりの成績を修めていないといけないのは事実。
いくら推薦といえども、成績上位者から決まっていくのは当然のことであろう。
と、いうのは私達の時代まで・・・。
今では一般推薦はもとより、指定校推薦やAO入試まである。
そういえば私達の時代から少し経って「一芸入試」が始まったような気がする。
いわゆるスポーツ推薦とは別枠で。
成績だけで決まると生徒が画一化するという大学側の危機感なのか・・・。
それとも単に少子化への対策としての生徒確保の方法なのか・・・。
う~ん、どっちも正しいような気がする・・・。
ちなみに中学から公立の高校にも推薦制度があるそうな・・・。
何度も言うが、私達の時代に中学から高校への推薦があったのは私立だけ。
公立中学から公立高校への推薦なんて夢のまた夢。
でも今はそれが現実なんだよなぁ・・・・。
そう考えてみると、隔世の感がある。
今、目の前にある制度を利用する。
これはまったくもって正しいと思う。
そういう意味では私達の時代より確実に選択肢は拡がっていると言えよう。
推薦で行った自分が言うのもなんですが、チト羨ましいかな・・・(笑)。
ただ、大学に入ってみたら確実に受験組の方が頭(成績)が良かったよ~な気がするのは気のせいだろうか・・・?
まっ、これも当たり前かぁ・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「ネーミングの妙」の巻