「お寺で落語 in 浄満寺」の巻

以前にも書いたことがあるけれど・・・。

私は福岡素人落語会という会で活動している・・・。

このメンバーの中の1人が、このお寺のご住職さんと懇意にしている関係で、お寺の本堂を使った寄席を開催しているのである。

 

まあ正確には、

「開催させて頂いております!!」

の方が正しいか・・・(苦笑)。

 

そのご厚意に甘えて早3年・・・。

まあとりあえず続いているという事は、少なくとも合格点には達しているということなのだろう・・・(多分)。

もちろんお客様?はお寺の檀家さんが中心となっているけれども、一般客の来場も可能!!

しかも無料で見れるというのだから、まあ落語好きな方にとっては良いお話かと・・・(笑)。

 

この日は、中入り(休憩時間)を含めて5題。

15時スタートで17時終了・・・。

まあ一般客の方には少々長いと思われるけれども・・・。

落語好きの方々からすると、本当に丁度良い時間なのである・・・。

まあこれ以上長いと、聞くのがしんどくなるので途中退出をお勧めします・・・(ほんまに主催者かい・・・苦笑)。

 

お寺なので、会場は当然?本堂となる・・・。

まあどこのお寺さんもそうだが、本堂というのはかなり広い作り・・・。

通常、ここでお経を唱えたりするのだが・・・。

檀家さんを集めて講和を行う時などは、どうしても声が届きにくい。

と、いうことで本堂はスピーカーを含めた「放送機器」が結構しっかりしているところが多い!!

つまりだ・・・。

落語を演るのに非常に都合が良いのである・・・(笑)。

 

もちろん、お寺さん側からすると落語に合わせた訳じゃないだろうけど・・・(そりゃそ~だ)。

結果的に、

 

「どのお寺さんでも落語をしやすい環境が整っている!!」

 

というのが今の状況!!

 

まあこのような流れからなのか・・・。

落語会場としてお寺が使われることが結構多いのである。

 

さてさて、今回私が演じた落語は、文枝師匠(前は三枝師匠)のネタで、

 

「何考えとんねん」

 

という現代落語のお噺。

 

あまり詳しく書くと、オチがばれてしまうのでそこまでは書けないけれども・・・(苦笑)。

まあ親子の間柄というのはいろいろ難しいといった内容。

 

親子3人で、息子は高校生。

しかも不良息子ときているからたまったもんではない・・・(苦笑)。

いろいろ苦悩する親に対して、我が物顔の息子。

まあ家庭不和を絵に書いたような噺なのだが・・・。

 

実は最後に大どんでん返しが・・・、ねっ・・・(爆)。

 

これがまた秀逸で秀逸で・・・。

気になる方は、Youtubeで探してみて下さいね・・・(笑)。

私の大好きな落語の中の1つです・・・(ほんと、面白い)。

 

落語には大きく分けて

 

「古典落語」

「現代落語」

 

の2種類がある。

 

時代考証が違うのでおのずと表現方法が変わるのだが・・・。

古典落語では

「馬で移動」

になるのだが現代落語では

「車で移動」

みたいに変わったりするのである。

 

ちなみにだ・・・。

古典落語で有名な「廓噺(くるわはなし)」みたいな遊郭の噺があるのだが・・・。

これを現代落語に当てはめると、「遊郭」が「キャバクラ」に変わる・・・(爆)。

 

古典落語では、呉服屋の若旦那が遊郭の女性に入れ揚げて、自分はモテると思いこんでいるのだが・・・。

実は、遊郭の女性に上手く遊ばれているだけの話し・・・。

現代落語では、大企業の3代目ボンボンがキャバクラ女性に入れ込んで・・・。

実はキャバクラの女性に遊ばれているだけ・・・、みたいな・・・、ねっ・・・(苦笑)。

 

それにしてもだ・・・。

江戸の昔から、男は女の手玉に取られているといった点は全然変わってないんだな・・・。

ほんと、江戸時代から男たちは馬鹿だったんですねぇ・・・(納得)。

 

話をもどそう・・・(苦笑)。

 

このお寺で落語をした後なのだが・・・。

お寺の檀家さん達との食事会が催される・・・。

まあこれも一風変わった趣向ではあるが・・・(苦笑)。

ここでいろんな方達との親交が拡がり、別件で落語の出演依頼を頂いたりもするので、私たちにとってはありがたい場となっている。

 

ちなみに会場はお寺ではなく、場所を変えてホテルなどで行われる。

今回は「しゃぶしゃぶ料理」。

会場に着いてから、

 

「何故この暑いのにしゃぶしゃぶなんだろう?」

 

とも思ったのだが・・・。

そもそも夏なら「冷しゃぶ」というイメージで、熱々のしゃぶしゃぶなんぞ食べたことが無かった私・・・。

初めて夏に熱々のしゃぶしゃぶを食べてみたところ、思ったより美味しかったのには驚いた・・・。

確かに、きちんと冷房も効いており、というより寒いくらいの室温だったのだけれど・・・(苦笑)。

そこで皆さんと鍋をつつきながら話をする・・・。

鍋料理って、本当に人と人とのコミュニケーションを円滑にしますね・・・(笑)。

 

さてそろそろ会の終了間際といったところで・・・。

ご住職様が皆さんにお伺いをたてて下さり、来年も落語が出来るよう決定!!(よっしゃぁ~~~!!)

 

と、いうことで来年の夏にまた

 

「お寺で落語 in 浄満寺」

 

を開催させて頂きます!!

 

って、それはいいんだが・・・。

 

来年の話をすると、鬼が笑うってか・・・(爆)。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

 

次回は

「運転免許更新と道路交通法改正について・・・。」の巻

 

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