「やってきましたサラリーマン川柳!!」の巻

ちょっと遅くなったけれど・・・。

今年もやって参りました、サラリーマン川柳こと「サラ川」・・・(笑)。

 

いやいや・・・。

何を隠そう、私はこのサラ川が大好きで大好きで・・・(笑)。

大好きというより、大好物と言った方がよいのかも・・・(爆)。

 

何と言おうか・・・。

悲哀の入ったユーモアなのだけれど、笑えるという・・・(苦笑)。

わずか17文字に込められたこの思い・・・。

共感できるところが多すぎて笑えないことも・・・、ねっ・・・(笑)。

 

しかし今回の作品は、例年に無いくらい秀作が多かったと思う。

まあベスト10は別にしても、それ以下の順位でもかなりの粒揃い!!

と、いう訳で早速私の好みの句を紹介してみたいと思う。

 

先ず笑ったのがこれ!!

 

「ノーメイク 会社入れぬ 顔認証」

 

まあAIが進んでセキュリティも高度化してきた昨今・・・。

最近はカゼとかに関係なくマスクを着用している女性も多い・・・。

実際、ノーメイクで会社に来て(マスク着用で)、会社で化粧しているという女性も多いようだ。

そこでマスクを外して顔認証したら・・・。

ねぇ・・・。

この女性は実際そういう場面に遭遇したのだろう・・・。

そりゃ焦っただろ~な~・・・(爆)。

 

次はこれ、

 

「効率化 進めて気付く おれが無駄」

 

いやいや・・・。

きっと会社の中間管理職あたりから出た分だとは思うけど・・・。

気付くだけまだマシってことなのかな・・・(笑)。

まあそれが分かっているからこそなんだろうけど・・・。

自分の領域を守ろうとして、部下を潰すとんでもない輩がいるのも世の常なんだよなぁ~・・・(笑えんが)。

 

そしてこれ。

 

「減る記憶 それでも増える パスワード」

 

これには全くもって共感!!

ホント、このままそっくり自分に当てはまるから嫌になる・・・(苦笑)。

電子化でいろんな部分が便利になったとは言え・・・。

セキュリティーの問題で、パスワードをいくつも持っているのが現状・・・。

人によってはパスワードを紙に書いて貼っている・・・(意味ないやろ・・・)。

私もそうしようかと思ったことがあるのは事実・・・。

でも流石にそれだけはしませんでしたけどね・・・(苦笑)。

 

で、次に。

 

「 新人に メールで指示して 返事は「りょ」 」

 

娘に全く同じ返信をされた私・・・。

これも何だかなぁ・・・。

来年から社会人になる娘・・・。

流石に上司にこの返信はしないだろう・・・(って、したら大変や)。

 

ちょっとホロッときたのがこちら。

 

「父さんの 苦労知ってる 靴の底」

 

これはサラリーマンの悲哀と現実をよく現している句だと思う。

これはベスト10に入っていない句なのだが・・・。

個人的にはベスト3に入れても良いのでは?

と思ったくらい秀逸でした・・・。

お父ちゃんは靴の底減らしながら毎日頑張っとるんじゃ~~~~!!

ご家族の皆様のあたたかなご理解、是非ともお願い申し上げます・・・(お父さん、ご苦労様です)。

 

これも笑った。

 

「おなか出た? 「内部留保」だ 気にするな」

 

メタボのおなかを「内部留保」と表現するこのセンス!!

いやいや・・・。

孫社長が、

 

「私はハゲているのではない!!」

「ひたいが広いだけなんだ!!」

 

で笑ったときよりも、上級なユーモアセンスを感じた・・・(笑)。

 

これに関連して・・・。

 

オカマバーに行ったときに、彼女(彼?)等がよく使う言葉に

 

「あの芸能人も組合の人っぽいわね・・・」

 

というのがある。

LGBTがいろんな意味で話題になっている昨今だけど・・・。

この「組合」という言葉を選んだセンスがまた秀逸!!

店のメニューも、

 

「オカマンベールチーズの盛り合わせ」

 

とかね・・・(笑)。

行くたびに思うのだが・・・。

総じて彼女(彼?)等の頭の回転は相当速い!!

落語を演っている私としては、見習いたい点満載!!(もちろん、組合関係の方じゃありませんけど・・・苦笑)

 

話が少々それたが・・・。

 

次はこれ。

 

「ランニング ゴールは近くの 居酒屋へ」

 

これも分かるなぁ~・・・(笑)。

仕事に行くときは、ゆっくりと徒歩なのだが・・・。

いざ飲みに行くとなるとねぇ・・・。

ジョギングは全くしない私だが、居酒屋までは全速力・・・(爆)。

 

もう1つくらい行きましょうかね。

 

「妻いない この日は朝から プレミアム」

 

まあ私も結婚して25年以上経ちますがね・・・。

言わんとしてることは理解できます・・・、はい・・・(苦笑)。

要は、カミさんに文句言われず自分のやりたいことだけ出来る自由ってとこかな・・・。

結局最後は怒られるんですけれども・・・(笑えん・・・)。

 

まあ長々と書いてきましたけれども・・・。

 

やっぱりサラ川は面白いなぁ~・・・(ホント)。

 

もうこのシリーズを書いて、3~4回くらいになるだろうか・・・。

 

真面目な話、毎年レベルが上がってきているように感じる・・・(お前は審査員か!!ってね)。

 

ただなぁ・・・。

 

以前にも書いたのであるが・・・。

 

いまだにこの句を超える超絶句は出ていないように思える。

 

それがこちら!!

 

 

 

 

「すぐ家出 諭吉は我が家の 問題児」

 

 

 

 

う~ん・・・。

 

 

諭吉~~~~~っ、カンバ~~~~~ック!!!!!!!!(爆)

 

 

おあとがよろしいようで。

 

次回は

「知人の息子が社会人1年生に・・・」の巻

 

 

 

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