「やめたタバコが気にかかる」の巻

タバコを止めてからもう数年経つ・・・。

 

どうしてタバコを止めたかは随分前のブログに書いたので、ここでは書かないと思ったのだけれど・・・。。

きっと私と同じように、いちいち前のブログを探すのが面倒くさいという方もいるだろうから、簡単に説明しておく・・・(苦笑)。

 

数年前に私の悪友?(独身)が「くも膜下出血」で急きょ亡くなった・・・(享年46)。

私と亡くなった奴、そしてもう一人の3人で週に2回は飲みに出かけているくらい仲が良かった。

こう言っては語弊があるのだが、亡くなった悪友はバツ2だったが子供はいなかったので、そういう意味ではまだ幸いであったか・・・。

 

そして残された私たち二人。

ここは嫁も子供もいる・・・。

そこでどちらからともなく「家族と健康(長寿)の為、タバコを止めよう!!」との話になったのである。

 

普通一人だけで禁煙すると長続きしないのだが、二人同時に止めたこともあってか、意外と我慢する事が出来た。

そして現在まで禁煙は続いており、タバコを吸いたいという気持ちは全く無くなってしまった。

 

まあそれはいいのだが・・・。

 

タバコを止めて半年くらい経ってからであろうか・・・。

妙に周りのタバコのニオイが気になるようになってきた・・・。

 

ドラッグストアーの店頭に立って接客をしていると、異様にタバコ臭い方達がいる・・・。

しかも何故か女性の比率が高いのである・・・。

これはドラッグストアーという場所柄、女性のお客さんが多いのでそれも関係はしているだろうけれど・・・。

それにしても、きれいに化粧をして服装もパリッと決めた若い女性から香るのが「タバコ(ヤニ)」のニオイというのは流石になぁ・・・。

「お前はオッサンか!!」

と、まじで突っ込みたくなる・・・(苦笑)。

それにそのような女性に対して湧き上がる残念感・・・。

なんだろう・・・、この「もったいないよなぁ・・・」といった感覚は・・・。

 

それから電車での移動の際の時だったけれど、隣に座った人がタバコ臭かったのには閉口した・・・。

本人は全く気付いていないのであろう。

「この家にファブリーズはないのか!!」

と、これもまた突っ込みたくなる・・・。

 

そして食事の場所でもそうなのだが・・・。

これは男女問わず、「タバコの煙」の話。

昔から不思議に思っていたのだが、タバコの煙は何故かタバコを吸わない人の方へと流れて行く・・・(本当に)。

最近でこそ、時間帯禁煙などの措置がとられるようになり、食事中タバコのニオイが気になる機会は減った。

とはいえ、居酒屋などは未だに分煙は進んでいないようだが。

 

ある時、タバコを一緒に止めた友人(+友人のカミさん)と私の3人で居酒屋で飲んでいた。

するとタバコの煙がかすかに流れてきた・・・。

友人:「タバコの煙だ。何かイヤだよなぁ・・・」

私:「だよなぁ・・・。でも今ではもう吸いたいとも思わなくなった」

友人:「確かに。でももう少し周りの状況を見て吸ってもらいたいよな!!」

私:「そうそう!!」

 

と、タバコに否定的な話ばかりをしていると、友人のカミさんが

「何言ってるのあなた達。私はあなた達の側でいつもそう思ってたわよ!!」

と、のたもうた・・・。

 

これにはさすがの二人も返す言葉がない・・・(苦笑)。

そりゃそ~だ。

つい数年前までは迷惑をかける側だったのだから・・・(笑えん)。

 

友人:「いやっ、それは、そのぉ~・・・(反省)。」

私:「いやっ、でもっ、・・・・・だな(反省)。」

 

止めて初めて分かる事もある。

冒頭で述べたタバコのニオイや煙・・・。

これは数年前までの私たちの姿そのものだったのである・・・(マジに海より深く反省・・・)。

 

それからは、タバコのニオイや煙に遭遇するたびに

「う~ん、これも因果応報かぁ・・・」

と、悟り?を開いている状況。

 

でもこんなに周りを不快な思いにさせていたとは・・・。

気付かないって、本当に恐ろしいことなんだなぁ・・・。

本人に悪気がある訳ではないんだが・・・。

吸わない人の気持ちが分からないにせよ、「察する」ということはしなければいけないのだろう。

 

ちなみにその友人とタバコを止めた際に、「タバコを吸ってもいい条件」というのをつけた。

それは、

「海外であればタバコを吸ってもよい!!」

という決め事。

 

当時二人とも海外に行くような機会はほとんど無かった。

そこで、

「全く吸えないとするよりも、せめて海外くらいOKという逃げ道があった方が禁煙しやすい(気持ち的に楽)だろう」

と判断から、そのような取り決めをしたのであった。

 

その後、私はサプリメントを海外(中国)へ輸出(紹介)するような仕事も始めたので、海外に行く機会が増えた・・・。

ただ実際に、「海外喫煙OK」にしておいて良かった!!

ご存知の方も多いだろうが、中国では先ず仲良くなろうとした場合にタバコを勧める習慣がある(取引を始める時もそう)。

いくら禁煙をしているとは言え、流石にこれを断る訳にはいかない・・・。

 

中国現地で暮らしている日本人に聞いたところ、日本では禁煙していたが、中国に来てからまた吸い出した人は多いそうな・・・。

そりゃそ~だよなぁ・・・。

タバコ吸わないと何も始められないし・・・(苦笑)。

 

ただ中国の大気汚染はすごいので、タバコを吸わない人でも四六時中タバコを吸っているようなもんだと中国在住の友人が話していた・・・。

公式的な数字には出ていない(わざと出していないだろう)が、中国人の肺癌罹患率は相当高いようである。

何故中国人が「龍角散」を爆買いするのか・・・。

そもそも「龍角散」はノドの調子を整えるお薬。

通常風邪のとき以外ほとんど使う事は無い。

それが中国で爆発的に売れている・・・。

もう理由は言わなくても分かりますよね・・・。

 

それにしても、上海から帰ってきたときは1週間くらい気管支の不調が続く・・・。

タバコを吸った影響なのか・・・。

それともPM2.5の影響なのだろうか・・・。

 

何れにせよ、中国では禁煙してもしなくても寿命はあまり変わらないよ~な気がする・・・。

タバコ以外の危険因子(水・残留農薬・偽装食品)が多すぎるから・・・。

禁煙して得られる効果も、他でもっとマイナスになりそうだし・・・。

 

話はかなり脱線したが・・・。

タバコを止めてからは、本当に体調が良くなった!!

そして周りに迷惑をかけることも無くなった。

まあタバコに限らず、これから気を付けようと思う事。

 

それは

「人の振り見て我が振り直せ!!」

 

でもまあちゃんと気付けたらの話ですがね・・・(笑)。

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「知人の逝去・・・。」の巻

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