「やるじゃん、JR九州」の巻
先月の話である。
九州は台風が多い。
台風が来るという事は、交通機関が乱れるという事である。
朝目覚めると外は大雨(風もそこそこ強かった)。
「こりゃ~マズイ」と思い、早速テレビで交通情報を見る。
案の定、西鉄電車とJRは一部不通でいつ回復するか全く分からない状況。
「参ったなぁ・・・、これじゃ店(薬院)開けられないよ」と思いつつテレビのテロップを見続けていた。
テロップは相変わらず、西鉄とJRが不通であるとしか流れないが、地下鉄は「平常運転」と出ていたので、
「流石は地下鉄、毎回豪雨も台風もぜんぜん関係ないな」
と感心しきり。
するともう1つ「平常運転」というテロップが。
何気に確認してみると、「九州新幹線平常運転」と書いてある。
「へぇ~、新幹線も平常運転なんだな・・・」。
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・って、ちょっと待てよ、新幹線で博多まで行けば地下鉄でもバスでも薬院に行けるじゃないか!!」
という事を急に理解(この時点で6時半)。
そこから急遽JR久留米駅まで。
「この際運賃が少々高くてもしょうがない」と思い、時間もあまり無かったことから緑の窓口へ。
私:「博多駅まで片道分下さい」
駅員さん:「はい。740円です」
私:「740円ですね・・・。えっ、740円?。そんなに安いんですか?」(驚)。
駅員さん:「はい。今日は在来線が動いておりませんので、代替措置として乗車券分だけしか頂いておりません」
私:「そうなんですか・・・。」
列車の到着まで5分も無かったので、取り急ぎホームまで。
多いかと思っていたら、意外に人も少なく余裕で席に座れたのは嬉しかった(ただ、新鳥栖から一気に満員状態)。
出発してから僅か15分くらいで博多に到着。
改めて新幹線の実力を見せ付けられたような気がした朝でした(悪条件下でも平常運転という凄さ)。
それにしてもJR九州さん、代替措置で粋な計らいをしてくれるもんですね。
ちょっと懐が暖かく、いや、心が温かくなった出来事でした。
「やるじゃんJR九州!!」
ちなみにその後無事に店を開店出来ました事をお伝えしておきます。
おあとがよろしいようで・・・。
次回は
「不思議と当店でよく売れるのカゼ薬」の巻