「友人の7回忌に・・・。」の巻

先月のこと・・・。

友人の7回忌に行ってきた・・・。

親しい友人であったが・・・。

あれからもうそんなに時間が経ったのだと、しみじみ思う・・・。

 

奴に出会ったのは約12年程前か・・・。

高校の先輩がやっている焼き鳥屋にそいつも来ていた。

結構常連みたいで、先輩から紹介されて話すようになったのが始まり・・・。

 

ちなみに年齢は1つ下。

言いたくはないが、かなりイケメン?の類には入る・・・(苦笑)。

身長も180cmを超え、スーツがよく似合う体型・・・。

最初会ったときに、

 

「こいつはホストみたいだが、夜のニオイはしないし。」

「いったい何やってる奴なんだろう・・・。」

 

と不思議には思っていた・・・(後に道路建築関係だと判明)。

これで礼儀正しければ問題無いのだけれど・・・。

人見知りするという割に、私には馴れ馴れしく接してきた・・・(苦笑)。

まあ世間でいう

 

「ウマが合う」

 

ということなんだろう・・・(まっ、いいけどね・・・)。

それから週に2~3回は一緒に飲む仲に・・・(爆)。

 

ちなみにこいつ、バツ1で子供はいない・・・。

まあ前述の通りの見た目だし、とにかくこいつはモテた!!(ほんとうにモテた)。

それは良いのだけれども。

不思議なことに、奴が女性と飲むときにはかなりの確率で私を誘う・・・(2人で飲めばいいのに)。

だから3名で飲むというパターンが多かったのを憶えている・・・。

今思うと、かなり変な関係だったとは思う・・・(だよな)。

 

ただ、モテ男あるあるではないけれど・・・。

当時お付き合いしていた女性は1人だけではない・・・(苦笑)。

私が知っている(一緒に飲んだ)女性だけでも3名。

いくら独身とは言え、まあ大したもんだよ・・・、まったく・・・。

 

で、不思議な事にだ・・・。

女性側も、

 

「他にも女性がいる!!」

 

と分かっている様子なのに、引こうとしない・・・。

まあそれだけ奴の事が好きなんだろう・・・(意地なのか???)。

 

それにしてもだ・・・。

奴は多少マメではあるが、女性に気を使うタイプではなかった。

 

「来るもの拒まず、去る者追わず」

 

といった主義?のようで・・・。

だから、奴から別れを言い出したことは無かったと思う。

ズルイと言えばズルイのか・・・。

まあ恋愛の形もいろいろありますからねぇ・・・(苦笑)。

 

一度こんなことがあった。

その日は珍しく私と2人で飲もうということになり、奴が知っているという店に行く事に。

するとその店、なんと

 

 

「閉店」

 

 

していたのである・・・。

 

「あほっ、ぼケぇ~、カス~。」

「ちゃんと事前に調べとかんかい!!」

 

と叫ぶ私・・・(まあこのくらい言える関係性)。

すると、

 

「じゃあ別のところへ行こう!!」

 

と言い、さっさと歩きだす奴・・・(こ~ゆ~奴なんです)。

それからちょっと洒落た?スタンドバーのようなところに到着。

座って飲みたかったが、また移動するのも面倒なのでそこで飲むことに。

 

カウンターで暫く飲んでいると、女性が1人やってきた・・・。

待ち合わせなんだろうと思っていたが、どうやら1人飲みのようで・・・。

すると、奴が早速世間話をするよ~に話しかけるではないか・・・。

女性もまんざらではない様子・・・。

それを呆れて横目で見ている私・・・(苦笑)。

まあその日はそれで終わったのだが・・・。

 

それから1週間後くらいだったと思う。

奴から電話があり、飲みに行く事に。

 

「(まあこの間の埋め合わせだろう)」

 

と思い、指定の場所に出かけたのだが・・・。

何と、先日スタンドバーで会ったあの女性がいるではないか!!(呆れた・・・)。

 

「(おいおい、すでに3人いるのにまだ増やすんかい???)」

 

と、心の中で絶叫する私・・・。

 

何故私が絶叫するかだって?

理由は簡単。

 

「うかつな話が出来ない!!」

 

からである。

もっと簡単に言うなら、

 

「記憶と突き合わせて話をしなければいけない!!」

 

ということかな・・・。

 

仮に女性3人をそれぞれA・B・Cとしよう。

もしあなたが私の立場だとして・・・。

Aさんと一緒の時に、B・Cさんと話した食べ物や行った店のことがポロッと出てしまったら・・・(Aさんが知らないという意味)。

はい・・・。

その後は想像つくはず・・・(女性の機嫌が悪くなるか、小喧嘩が始まる)。

 

それを奴が言うのは別にいい。

だって自業自得だから・・・。

でもその発信源に私はなりたくない!!

そのためには、どれだけ記憶フル回転させ気を使って喋らなければならないか・・・(疲労)。

いやいや・・・。

美味い酒も不味くなるって・・・、ほんと・・・(苦笑)。

 

 

とまあこのようなエピソードはまだまだあるので、また次回にでも・・・(苦笑)。

 

 

七回忌を偲ぶ話か暴露話か分からなくなってきた・・・(爆)。

 

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は、

「友人の7回忌に・・・②」の巻

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