「女帝のパーティにて」の巻
「女帝」と呼ばれる知人がいる。
まあもっともこう呼んでいるのは私だけなのだが、その人を知っている方々は同じように「女帝」だと思っているであろう・・・(苦笑)。
毎年誕生パーティをホテルニューオータニで行っている。
今年は出版記念も兼ねたパーティであったため、非常に盛大な会となった。
何せ、某世界一のホームラン王が20年欠かさずこの会に出席しているのだから、大したもんだ(ちなみに今年初めて欠席したのだが・・・、その分かなり長文の祝電が来ていた)。
乾杯の音頭は、「ななつ星」で有名な企業の社長さん(女帝とこの社長の付き合いも20年くらいになるそうな・・・)。
出席人数はざっと500名くらい。
それも地元企業の有名どころばかり・・・。
ここで九州経済界重鎮の集合写真が撮れる勢い・・・(笑)。
よくもまあこれだけ集まったものだと感心するやら呆れるやら・・・(苦笑)。
ちなみに私はこの女帝?と知り合ってからもう10年くらいになるだろうか・・・。
出会いは前回も話したあの「焼き鳥屋」である。
たまたまカウンターで一人で飲んでいると、くだんの女帝が酔っぱらってやって来て隣に座った。
最初の印象は、
「このオバハン、横柄なやっちゃなぁ~」
との一言・・・。
そこで暫く話していたのだが、余りにも上から目線の喋りだったのでカチンときて思いっきり反論してみた。
まあてっとり早く言えばケンカのよ~なもんですけどね・・・(苦笑)。
すると、怒って反論して来るかと思いきや、
「あんた、意外と面白いやないの」
と、何が何やら訳の分からない方向へ流れていき、気が付けばいろいろと話し込んでいた・・・(笑)。
実際に話してみると、「意外に尊敬出来そうな人物だなぁ」思っている自分がいたのに少々驚いた・・・。
まあ自分で言うのも何だが、今まで肩書だけで人を判断した事は1度もない。
常にその人物本位で見てきた。
そこで本当に自分が「すごい」と思えるよ~な方達とでなければ、一歩踏み込んだお付き合いはしてこなかったという経緯がある。
そこからお付き合いというか、ちょくちょくいろんなイベント等に呼ばれるようになった。
実際そうなってみるとこの女帝の人脈は凄まじく、
「いったい何をしたらこんなに幅広く知り合えるのだろう・・・」
と本気で驚いたことを覚えている。
でもまあそうなるために、その女帝が続けてきた努力も凄いのだろうけど・・・。
そのお陰と言うか何と言うか・・・。
女帝に呼ばれる度に、経済人や芸能人とお会いできて話をする事が出来たという僥倖はあったけれど・・・。
まあこのエピソードもいろいろあるので、次回またご披露することにしよう・・・(笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「女帝のパーティにて②」の巻