「学生達と飲み会をしたのだが・・・」の巻

少々前に、学生達のプロジェクトのメンター(手助け)をしていると書いた。

そこで、改めてメンターと学生の各プロジェクトリーダーとの親睦会をやりましょうとの話に。

まあよくある話だけれども・・・。

 

それは、ある土曜日の18時から開始予定。

メンターのほとんどは社会人なので、仕事の都合か2名程遅れるとの連絡は入っていた。

 

私は時間に余裕はあったものの、

「18時スタートなら、17時50分には着くようにしよう」

と思い、その時刻に到着。

 

すると会場には約半数の人数が集まっていた。

「まああいつらのこった、ど~せまとめて一気にやって来るのだろう・・・」

と、さして気にもせず会費を支払う。

 

そして開始時間の18時に・・・。

それでもまだ先程と人数は変わらない・・・。

とりあえず飲み会の幹事である学生に確かめたところ、

「今向かっている途中です」

との返答が・・・。

 

その時点で多少ムカッとしたものの、その幹事君は30分前に来ていたとの話を聞いていたので、

「まあ学生の中にも、とりあえずまともな奴はいるもんだ!!」

と、少し溜飲を下げた・・・。

 

のだけれど・・・。

 

よくよく見てみたら、肝心な学生の代表と副代表が来ていない・・・。

そして、遅れると言っていた社会人も到着・・・。

その場は、学生よりも大学教授を含む社会人の方が多いという異様な座に・・・。

 

「普通、大学教授や社会人の先輩を待たせるよ~な学生はおらんやろぉ!!」

と、その場でブーたれる私・・・。

 

しばらく待っていると、ようやく学生御一行様のご到着!!

結局、学生の代表と副代表が来たのは18時半・・・。

つまり開始予定時間から30分も遅れて到着・・・。

 

代表と副代表がすぐに私たちの所へ来て、

「すいません、遅れてしまいました」

と慌てて謝罪を入れている・・・。

 

流石に大学教授は自分のところの生徒なので喧しくは言わなかったものの、私たちはそうはいかない・・・。

「アホッ、ボケッ、カス~!!いったい今何時やと思っとるんじゃ~!!」

「遅れると言う連絡もなしに、教授と社会人待たすボケがおるかぁ~~~~、このどアホ共がぁ~!!」

と雷一喝!!(不適切表現がございました点、お詫び申し上げます)。

 

流石に事の重大さに気づいたようで、暫くの間シュンとしていた・・・。

って、当たり前の事なんですけどね。

そもそも学生達に頼まれて、彼らのプロジェクトをフォローするために社会人は時間の遣り繰りをしているというのに・・・。

彼らはそこを全く理解していない・・・。

 

とは言え、こういう基本的な事を教えてもらっていないのも事実なんだろう・・・。

まあ就活の面接マナー迄を指導してくれる人は多いだろうが、その後のビジネスマナーとなるとねぇ・・・。

そこまで大学は手が回らないかぁ・・・。

 

それから副代表を近くに座らせて、説教タ~イム!!

とりあえず、遅れた理由を聞く事に・・・。

すると、

「すいません・・・、余裕ぶっこいてました・・・」

との返答・・・。

 

はっきり言って、あきれた・・・。

というよりあきれ果てた・・・。

でも、こうなると逆に笑うしかない・・・(苦笑)

まあ正直と言えば正直すぎる理由なのだけれど・・・。

「普通もっと上手い言い訳くらいするけどなぁ・・・。」

とは思ったものの、そこまで彼の頭は回っていないようだ・・・。

 

そ~いう意味では擦れてないというのか・・・。

とりあえずその場で基本的な事を教えることにした。

 

私:「お前さぁ、学校で試験がある時に30分遅れて行く?」

副:「いえっ、時間より早く行きます」

私:「そりゃ当たり前だよなぁ・・・。じゃ~何で今回は遅刻した?」

副:「それはぁ・・・」

私:「あのねぇ、お前は損かどうかという点だけで時間を判断しているんだぞ!!」

私:「試験に遅れりゃ実害があるけど、この飲み会に遅れても実害は無いもんなぁ・・・」

副:「・・・・・。」(そりゃ言い訳も出来るはずがない)

私:「結局お前は俺たちを舐めてるって事なんだよ・・・。分かってる?」

副:「そっ、そんなことはありません!!」

 

と、多少力を込めて反論していたのだが・・・(笑)。

 

私:「じゃぁ~例えばの話、お前がプロジェクトの件で1年生と打ち合わせをするとしよう」

副:「はい・・・。」

私:「その1年が遅れるという連絡もなしに30分以上遅れてきたらお前はどう思う?」

副:「それは・・・、舐めとんのかこの1年はと思います」

私:「じゃ~その遅れてきた1年生と一緒にプロジェクトをやりたいと思う?」

副:「絶対思いません・・・。」

私:「それに、その1年生に仕事を任せることは出来るかな?」

副:「それも絶対無理です!!」

私:「だよなぁ・・・。でもねぇ・・・、それと一緒の話なんだけど・・・」

副:「・・・あっ・・・・・(絶句)。」

 

やっぱりこいつは真正のアホだ・・・(笑)。

 

とりあえずその場で、

*社会人を交えて行動するのであれば、基本的に時間厳守

*社会人は厚意で関わってくれる訳だから、時間は先方の都合に合わせる

*社会人は忙しいので、聞きたい内容等は端的にまとめて出来るだけ短時間で済ます事

といった内容を教えたのだが・・・。

しかしまあここまで基本的な事でも、きちんと説明しないと分からないんだろうなぁ・・・。

 

そのやり取りを見ていた教授が一言・・・。

「良かったなぁ。これだけきちんと教えてくれる人がいてなぁ!!副代表、分かったか?」

 

いやいや教授・・・。

あなたの学校の生徒なんですけれど・・・。

あのぉ~、ベンチャー起業論の前に最低限のマナー講習が必要かと・・・。

 

それにしても・・・。

「今時の若い者は・・・!!」

そんな言葉がふと浮かんできた・・・。

何せこの有名?な一言・・・。

古くはピラミッド建設当時の壁に、落書きとして書かれていたそうな・・・。

 

時代がどれだけ移り過ぎようと、いつの時代も若者は頼りないんだなぁ・・・。

まあ間違いなく私もその中の1人だったんですがね・・・(苦笑)。

 

おあとがよろしいようで・・・。

 

次回は

「調剤薬局について」の巻

 

 

 

 

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