「知人(先輩)のヨットでクルージング!!」の巻
久しぶりに知人(先輩)のヨットに乗せてもらった・・・。
こう書くと、
「まあ何てセレブなご趣味を・・・!!」
てな事を言われそうだが・・・(苦笑)。
実は、ヨットはあまりお金がかからない・・・(買うのは別として)。
そもそもヨットは風を受けて走るので、クルーザーみたいに大量の燃料を必要としない!!
何せ風はタダですから・・・(笑)。
また、知らない方も多いと思うが、とりあえずヨットにもエンジンは付いている。
ではどのタイミングでエンジンを使うのかというと、
「ヨットハーバーを出るときと戻るとき」
流石にここだけはエンジンが必要・・・(でないと上手く停泊場所に着けられない)。
そして、ある程度沖に出て風を確認してから帆を出すこととなる訳だ・・・。
こう書くと、皆さんの夢を壊すようで恐縮だけれども・・・。
1回乗るのに1人が払う金額は2000円!!(2万じゃないですよ、2千円)
それもその金額のほとんどが保険代ときている・・・。
いかに安く遊べるかがお分かり頂けるだろう・・・(夢を壊してすんません・・・)。
だから、冒頭のようにセレブでも何でもないんですよ・・・、この遊びは・・・(苦笑)。
ちなみにクルーザーと勘違いしている方々も多いので、簡単に書いておくと、
*クルーザーは動力(エンジン)で走るから大量の燃料が必要 = 金がかかる
*ヨットは風が動力?となるので燃料をあまり必要としない = お金がかからない
という違い・・・。
これは余談だが、1度大型のクルーザーが給油している現場を見たことがある・・・。
給油メーターが見えたので、失礼ながら見せてもらったら、何と「1500リットル」となっていた!!(驚)。
私:「凄いですねぇ~、1回の給油で1500リットルにもなるんですかぁ~・・・」
店員:「いえ、これは2回目の給油です!!」
店員:「1回目は2000リットルですよ」
私:「・・・(絶句)」
ってねぇ~・・・(苦笑)。
こうなると、リッター何キロって話じゃ~ないよなぁ~・・・。
きっとリッター何百メートルとか・・・(爆)。
どんだけ金がかかるんじゃっ!!
ってね・・・(苦笑)。
さてさて、話を戻してヨット乗船当日・・・。
まあ見事なくらいに「晴天」!!
「(まいったなぁ・・・、こりゃ無茶無茶日焼けしそうだ・・・)」
「(それに天気予報じゃ湾内の風速もあまり強くないようだし・・・)」
「(下手すりゃエンジンだけで走行か・・・?)」
などの不安が次々と・・・。
そうこうしているうちに、ヨットハーバーに到着。
即、沖の方をチェック!!
すると、多くのヨットが快調に走っているのが見えた・・・(あ~良かった良かった!!)。
湾内は思った以上に風が吹いている模様・・・。
それから暫くして、全員が揃ったところで出航!!
ちょいと沖に出てから、帆を張る。
意外と風も強かったので、ジブ(簡単にいうとメインの帆の他に張るもう1枚の帆)も張る!!
まぁ~きれいに風を受けて、ヨットが気持ちよく走ること走ること!!(最高)。
ほぼ斜め45度近く傾きながら、スピードに乗ったクルージングを楽しめた!!
ちなみにこれも補足だが・・・。
ヨットは風を受けて走るため、船体が海面と平行になって走る事はほとんど無い・・・(エンジン走行は別)。
風を帆に受けて、ある程度傾きながら走っていく・・・。
だから、傾きが大きければ大きい程、風をきちんと受けて走っているということになる。
まあぁ~それが心地よいったらありゃ~しない!!(笑)。
これは乗ってみないと、言葉だけでは伝わんないだろぉ~なぁ~・・・(マジで)。
この日は水着を持ってきていた人もいたので、陸からは行けないプライベートビーチ?へ寄ってみる事に・・・。
こ~いうところがヨットの醍醐味なんですけどね!!
しかし・・・、これが大きな間違いだった・・・。
とりあえずビーチ近くに碇を下してヨットを固定・・・。
まあここまでは良い・・・。
水着の人は、そのまま海へダイブ!!
これも気持ちが良いだろう・・・。
しかし、船上に残った私たち・・・。
停泊場所が島影になるせいなのか・・・、いきなりの無風状態・・・(泣)。
それに容赦なく照り付ける太陽・・・(暑いどころではない・・・)。
しかも船上・・・、日陰はない・・・。
例えるなら、サウナに入って直射日光を浴びているところを想像して欲しい・・・。
どんだけ過酷な状況なのかを・・・(爆)。
「(マジかぁ~~~、このままじゃ~干乾びてしまうぞぉ~~~)」
その時の一人の例えが秀逸・・・。
「海の上を漂流したら、こんな感じになるんでしょうねぇ・・・。」
船上一同納得・・・(笑えないが・・・)。
走行中は出なかった汗が、滝のように流れ出す・・・(シャツが絞れるくらい・・・)。
本当はすぐにでも出航したかったのだが、数人は船上ではなく陸地に・・・。
それに、キャプテン(船長)はパンツ一丁で海に潜り、船底の貝殻除去を始める・・・。
そりゃ~動けませんわなぁ・・・(泣)。
地獄の時間をひたすら我慢し、ようやくヨットが動き出す・・・(その間30分程度)。
まあその時間を長く感じたこと感じたこと・・・。
とにかく、当初の目的である島へ・・・(そこそこ大きな島)。
ここは観光地としても有名なので、売店等は揃っている・・・。
そこで全員上陸して即売店へダッシュ!!
そこで全員が購入したのは・・・。
「アイスクリーム!!」
不覚にも今までの人生の中で、一番美味しいと思ってしまった・・・(1本100円の安いやつなのに・・・)。
しかも立て続きに2本も完食・・・。
きっとそれだけ体がギリギリまで追い込まれていたのだろう・・・(苦笑)。
一瞬、
「こんな食べ方をしたら下痢するかな?」
とは思ったものの、結局は普通に大丈夫だった・・・。
まあ下痢もしないくらいに体の内部が熱かったのだろう・・・(これも笑えない・・・)。
ようやく皆が一息ついたところで、そろそろハーバーに戻ろうかという事に・・・。
もう少しすればサンセットが綺麗に見える時間になるのだけれど、流石に皆の疲労の色も濃いため、
「さっさと帰港しますかぁ~」
と相成った次第・・・。
帰りは帆も畳んで、完全にエンジン走行・・・(ヨットなのにね・・・笑)。
エンジンと言っても、大したスピードが出る訳でもない・・・。
まあでもそのゆっくり加減が、疲れた体には心地よかったんですけどね・・・。
こうして無事に帰港し、楽しい?ヨットクルーズを終えたのであった・・・(クソ暑かったが)。
ヨットは気持ちよかったが、この暑さにだけは少々閉口・・・。
でもそういうのまでを含めてのヨットだから、まあ仕方がないか・・・(苦笑)。
それにしても・・・。
こんなことなら水着を持ってくるんだった・・・。
そうすれば地獄の暑さも味わわなくて済んだし・・・(反省)。
次回は水着を持ってくるぞぉ~~~!!
と、心に固く誓ったのはよいのだけれど・・・。
その頃にはクラゲが出て来て、海には入れないんだろうなぁ・・・(泣)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「ポケモンGO狂想曲!!」の巻