「自然との闘い」の巻

日向当帰は、高千穂の標高500~600mの高地で栽培している。

もちろん農薬や科学肥料は一切使用していない。

今の流行風に言えば、「ありのままに」栽培しているという事である。

つまり除草剤すら使っていないので、まあ周囲の雑草の伸びるスピードが速いこと早いこと・・・。

畑は契約農家の方々に管理して頂いているが、その労力には毎回頭の下がる思いである。

また九州は台風が多い地域であるため、いつも台風のコースを見てはハラハラドキドキしているのであるが、ほとんど自然のまま栽培している日向当帰は以外と強くて毎回何とか無事に過ごせているのは何よりである。

ではいったい何が「自然との闘い」なのか?

高千穂の標高500~600mともなると、民家はほとんど無い。

しかし山には別の住人たちがいる。

そう、鹿と猪である(ちなみに猿は手を出さない)。

彼らは人が居ないのをいい事に、畑を荒らしてくれる。

もちろんこちらも無策ではない。

獣対策用の電流の流れる網を張ってみた(高さ1m)。

流石に猪は防げるようになったが、鹿には効果なし・・・。

何と鹿は網を軽々と飛び越えて畑に入ってくる。

ちなみに地元の方に聞いてみたら「鹿は2mは飛ぶから、網もそれくらいにしないと」との話・・・(それならそうと早く教えてくれ)。

でもまあ猪に比べると断然被害は少ないので、山と共存するための税金?だと割り切っている次第。

ただ面白いのは、鹿のオスは来ないで産前産後の雌ジカだけがやって来る。

もともと江戸時代から、人間も産前産後の女性に受け継がれてきた歴史がある。

子を産むという点においては人も鹿も同じだが、鹿が日向当帰に眼をつけている点は非常に興味深い。

鹿も分かってるんですね・・・、何が体に良いのかを・・・。

おあとがよろしいようで・・・。

 

次回は「ファスティングしてみました」の巻

 

 

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