「鹿児島に行ってきました」の巻
年末に大学時代の悪友?と一緒に飲んだ。
そいつは昨年4月に鹿児島に転勤になったこともあり、遊びに来いとうるさく誘うので1度行ってみることにした。
博多駅から鹿児島中央駅まで新幹線で1時間半程度・・・。
昔は在来線の特急でも4時間くらいかかっていたような記憶があるのだが・・・。
まあとりあえず新幹線に乗るため博多駅に。
するといきなり大勢の家族連れが新幹線の周りにたむろしている。
「えっ、誰か有名人でも?」
と思っていたら、「妖怪ウォッチ新幹線」であった・・・(笑)。
西鉄大牟田線の妖怪ウォッチ電車は有名だが、まさか新幹線までこの仕様になっているとは・・・。
「流石は福岡が原産地?」という地元ならではの光景であった。
ちなみに車内には西鉄と違ってイラスト等はありませんでしたが・・・。
そうこうしているうちに出発時刻に。
「さてゆっくり車窓でも」と思っていたが、さすがの新幹線・・・。
景色といえば壁(防音壁?)とトンネルだらけ・・・。
仕方が無いので、おとなしく読書を始める。
しかも半分も読み進まないうちに鹿児島へ到着。
こうも乗車時間が短いと、旅情も何もあったもんじゃない・・・(苦笑)。
駅には悪友?が迎えにきてくれており、そいつの車で移動。
ちなみに「その日の夜は飲む」という以外、何をするかも全く決めていなかった・・・(まあこんなもんでしょう)。
到着時刻が15時くらいだったこともあり、城山観光ホテルの露天風呂でゆっくりしようということになった。
ここには10年以上前に来た事がある。
露天風呂の目の前には桜島の雄大な光景が拡がっているという、大変素晴らしい温泉だ。
10年以上振りに来たけれど、変わらない光景が何だか嬉しかった・・・(変わらないということも大事です)。
丁度前日に4000m級の噴火があってニュースになっていたが、この日は比較的おとなしく?噴煙が上がっている状況。
この時期は風の影響で市内の方に灰は降らないとの事。
小噴火を見ながらの温泉で、ようやく鹿児島に来たという実感が沸いてきたのであった・・・(笑)。
それから別のホテルにチェックイン。
鹿児島中央駅からすぐ近い「ドーミーイン」というホテル。
なかなか綺麗な室内であり、おっさん1人が泊まるには十分過ぎるくらい(まあど~せ寝るだけなのだが)。
ここが変わっているのは、部屋に湯船は無くシャワーだけという所。
「えっ、そんな安宿なの?」
と思われた方も多いだろう。
実はこのホテル、屋上に露天風呂が完備されている。
しかも天然温泉だとか・・・。
それで宿泊費が6000円台というのであれば十分でしょ(笑)。
荷物を部屋に置いて、早速夜の街へ。
福岡の中洲同様、鹿児島では天文館というところが有名。
その天文館はホテルのすぐ側・・・(う~ん、最高だね)。
早速悪友より「何が食べたい?」と聞かれた。
鹿児島といえば「黒豚シャブシャブ」が有名。
しかしながら、福岡にも支店が出ているのでとりあえずパス。
いろいろ候補が上がったが、結局悪友行きつけの居酒屋へ行くことになった。
居酒屋だけに、いろんな料理がよりどりみどり。
実は鹿児島には「黒ブタ」以外に有名な食べ物がある。
と言っても、九州内で知られているだけであって、それ以外にはほとんど知られていない「きびなご」という小魚。
小さな魚だけにテンプラにしても美味しいし、焼いてもOK。
さらに小さいのに刺身まで出されるという、どのような食べ方でも大丈夫という万能?な食材。
先ずはシンプルに「焼き」で出してもらった。
福岡でも何度か食べた事はあるのだが、流石は地元。
一匹一匹の身が太い!!
魚が大きいのではない、とにかく身が「太い」のである。
まあこれをツマミに飲む焼酎がまた何とも言えない!!
う~んたまらん、流石は焼酎の本場。
酒飲みの天国ですな・・・(笑)。
それから何件かハシゴして、ホテルに帰りついたのが夜中の2時。
翌日は悪友が指宿に連れて行ってくれるというので、朝の8時に待ち合わせ。
露天風呂に入ろうかと一瞬思ったのだが、睡魔には勝てない・・・。
この日はとりあえずバタンキューで1日目が終了。
さてさて翌日はと言うと、もっと素晴らしい感動の温泉が待っていたのであった・・・(笑)。
乞うご期待。
おあとがよろしいようで。
次回は
「鹿児島に行ってきました②」の巻