「中国の展示会に出展してきました②」の巻

さて、中国での展示会も終わり無事日本へ帰ってきた・・・。

まあ何というか・・・。

結論から言うと、展示会自体は良かったと思う。

実際に、規模も人数もあれだけ世界中から集まれば大したもんだ!!

事実、中国側の本気度がビンビン伝わってくるような展示会であった・・・。

 

しかし・・・。

しかしである・・・。

あまりにもツッコミどころ満載の4日間であった・・・。

今回のシリーズはかなりの長編になりそうである・・・。

 

先ずは初日。

福岡から上海まで行き、そこから浙江省の義烏まで移動。

上海から義烏までは約400km弱という行程・・・(遠いなぁ・・・)。

 

とりあえず福岡空港から出る中国東方航空の出発時刻が9時50分。

国際線ターミナルでwi-fiを借りるようにしていたので、余裕を持って2時間くらい前に行った方が良いと判断。

一応今回の展示会の主催者?側より、

「集合時間は8時30分です」

と言われていたので、8時前くらいに空港に着くようにした。

 

国際空港に到着し、wi-fiをレンタル。

そして8時過ぎくらいに3階の受付ロビー辺りに移動。

すると、もう搭乗手続きが始まっているではないか・・・。

「えっ、もう始まってんのかぁ?」

と思ったものの、別に飛行機が早く出発する訳でもないので暫くそのまま待つことに・・・。

 

福岡からは8名前後行くと聞いていたので、それらしき集団を探してみたが見当たらない・・・。

流石に不安になり、主催者側の担当者に電話をかけた・・・。

すると、

「8時30分集合だから大丈夫ですよ」

と下手な日本語が返ってくる・・・。

 

そのうち段々と搭乗手続きをする人の列も短くなってきた・・・。

ちなみに、当日その場で予約表を渡されるようになっていたので勝手に手続きも出来ない・・・。

イライラしながら待っていると携帯に知らない番号から電話が。

 

「あ~、社長さんですか・・・。〇〇会社の蒋と申します。今どこにいますか?」

とりあえず場所を告げると、すぐに彼がやって来た。

そして飛行機の予約表が手渡された・・・。

まあそれはそれで良いのだけれど・・・。

てっきり福岡発の人員を集めて、簡単な行程表と共に説明がてら予約表を渡すとばかり思っていた私。

これが後に「世にも恐ろしき日本病」である事に気付くのにそう時間はかからなかった・・・。

 

そしてバタバタと搭乗手続きを行い、ホッとしたのもつかの間・・・。

いきなりアナウンスがあり、

「9時50分発の中国東方航空が上海の悪天候に巻き込まれておりますので、福岡への到着が遅れます。新しい出発予定時刻は11時15分となります」

と、たんたんと告げる・・・。

 

「出たぁ~、必殺のDelayed・・・!!」

この航空会社が時間通りに出発した試しがない・・・。

直近の1年間に4回程利用したが、8割方1時間以上出発の遅れが・・・。

「相変わらずやってくれるぜ中国よ・・・」

と思いながらも、どうしようもないので大人しく待つ事に。

 

とりあえず出国手続きをして、中のロビーへ。

そこで蒋くんを発見したので、上海から義烏までの移動手段を確認。

すると彼が「鉄道です」とあっさり返答。

手荷物が多かったこともあり、

「こりゃ~移動が大変だぁ・・・」

と思ったものの、これまたどうしようもないので何とか運ぶ決意を固める・・・(苦笑)。

 

それからしばらくして、〇〇会社の社長も来たので

「〇〇社長、今日は上海からは鉄道で移動だそうですね」

と言ったところ、

「いえ、皆さん手荷物が多いからバスで移動ですよ」

と言うではないか・・・。

 

「いったいどっちがホントやねん!!」

と突っ込みつつも、まあバスでの移動の方が助かるので結果オーライ?とする(結局はバスであったのだが)。

しかし・・・、この頃はまだ2人の意見が違うという点にさほど違和感は感じなかった。

というより気付けなかった・・・。

 

そうこうしているうちに飛行機の搭乗時刻となり、まあ遅れはしたものの無事出発。

そして特に問題もなく上海甫東空港に到着。

ちなみに福岡でのアナウンスであったような悪天候は全くない・・・。

「どこが悪天候やねん!!」

と、中国のいい加減さを心の中でツッこむ。

まあ何はともあれ、そこで初めて全員の顔合わせとなった。

 

しかし、別にお互いが自己紹介する訳でもなくそのままバスに移動。

約4時間半のロングドライブだが、ここを書いていたらまた長くなるので省略!!

で、何とかホテルに到着!!

 

義烏はかなり田舎だとは聞いていたので、オンボロホテルを想像していたのだがこれが違った!!

外観もそうだが部屋の中も広く、ダブルベットにガラス張の浴槽。

一見すると相当高級感のあるしつらえである。

「ほぉ・・・。ホテルだけは立派やなぁ・・・。ちょっと満足かも・・・(喜)」

と上機嫌で食事へ(ホテル内のバイキング)。

 

主催者側より、

「食事が終わったら、会場の下見に参りましょう!!」

との提案があったため、皆疲れてはいたけれど食事を少し早く切り上げ会場へ出発・・・。

 

そして事件は起こった・・・。

 

それはまた次回に!!

 

おあとがよろしいようで。

 

次回は

「中国の展示会に出展してきました③」の巻

 

 

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