「久々に映画館で映画を見たのだけれど・・・」の巻
久しぶりに映画館へ行った。
根が貧乏性なもので普段はと言うと、
「DVDが出たらそれを見ればいいや」
という程度の人間である。
そんな私が何故映画館に行ったのか?
単純に高3の長女にせがまれたから・・・。
流石にここに拒否権は発動出来ない・・・。
したらまた暫く無視攻撃にあう・・・。
マジにこの攻撃には神経が磨り減る思いがする・・・。
ちなみにそこで見た映画は「寄生獣」。
何で今頃?という疑問が・・・。
当時私が高校生だった頃、寄生獣は月刊アフタヌーンという雑誌に連載されていた。
それをリアルタイムで読んでいたという記憶がある。
いったい何年前の話やねん!!
と、突っ込みさえ入れたくなる・・・(苦笑)。
実はあまり観に行きたくなかった・・・。
その理由は・・・・。
「原作(マンガ)」を読んでいたから・・・。
概ねマンガなどが実写版となると、ストーリーや細かな設定が変わる場合が多い。
私の場合、それがイヤなので原作を見たことのある映画(実写)には極力行かないようにしている。
まあ今回だけは仕方が無かったので行ったのだが・・・。
さて感想は?というと・・・。
「やっぱりなぁ・・・・・・。」
といったところ・・・。
ただし誤解の無いように言っておくが、1つの物語として見れば十分に面白かった。
ただ、どうしても原作と比べてしまうのは仕方ないだろう。
そこでアラ?が目立ってしまい、その途端楽しめなくなる自分がいる・・・。
ちなみに長女も
「う~ん、原作と比べると何かいまいち・・・・」
って、お前が言うなぁ~~~~・・・・(by心の叫び)。
以前から思っていたのだが、やはり実写は原作(マンガや小説等)を超えられない。
それを特に感じたのは「ジュラシックパーク」を観た時であった。
これはマイケル・クライトンという作者が書いた小説が元になっている。
小説自体があまりにも面白く、こんなにドキドキわくわくした小説も久しぶりであった。
それをスピルバーグ監督が撮影するのだから面白くない訳が無い。
と、思っていた・・・。
そして期待を膨らませて映画館へ・・・。
その結果、
「なんだかなぁ・・・。まあ恐竜をテーマにした映画に1つとしては面白いけど・・・」
何なんだろう・・・。
この全身を包むやるせなさは・・・。
それからである。
原作を知っているもの(見たり読んだりしたもの)は、映画館まで行かなくなってしまったのは・・・。
再度誤解の無いように言っておく。
映画自体は面白いし、良く出来ているとも思う。
しかし、しかしながら
「映画(実写)は原作を超えられない」
と私は考えている。
あくまでこれは私の受け止め方であって、出来た映画を批判するものではない。
ちなみに長女に尋ねてみた。
私:「何で寄生獣を観に行きたかったのか?」
娘:「だって主役の彼を見たかったんだもん」
私:「えっ、作品の内容じゃなくて人?」
娘:「そうよ、当たり前じゃない」
私:「・・・・・・・・・・・・」
この年代の少女というものはSMAPや嵐の映画が上映されたら、内容なんて関係なく行くんだろうなぁ・・・。
それはさて置き。
こんな私でも必ず映画館に行って観る作品がある。
逆にDVDでは観たくない作品。
それは何かと言いますと、
「スターウォーズ」
何故かって?
あの大迫力の映像やシーンは、大きなスクリーンでないと雰囲気を味わえないから。
しかし・・・、スターウォーズの次回作はいったいいつになるのであろうか・・・。
確かまだ終わりでは無かったよ~な気もするんだが・・・。
これじゃ~今後暫くは映画館に行けそうもないですね・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「学生のインターンシップについて」の巻