「久々に釣りに行ってきました②」の巻
さて前回の続き。
とりあえず現場に着いたところまでは書いた。
そこからの話。
現場に着き川を見てみた・・・。
幅が5mくらいだろうか・・・。
思ったより濁っているので、川の深さが分からない・・・。
まっ、それは良しとしよう・・・。
しかし、この川で1人で100匹も釣れるのだろうか?(行きの車中でD氏はそう言っていた)
釈然としない気持ちのまま、仕掛を準備して第一投。
最初は「タナ」が分からないので、探るつもりで適当な深さにセット。
するといきなりヒット!!
体長10cmくらいのカワイイ奴が釣れた・・・(甘露煮サイズだな)。
それからまた暫くすると、今度は体長15cmくらいの大物がヒット!!
「お~、何だ意外と面白いじゃないか・・・」(笑)
と、少々D氏を見直したのだった・・・。
しかし、しか~しである・・・。
約20分くらいの間に前述の2匹が釣れた後は、全く当たりが無くなってしまった・・・。
そこで初めて本格的に「タナ」をいろいろ調べてみることに・・・。
すると意外と川の深さが浅い事が分かった(濁っているので最初は分からなかった)。
この浅さではさっきのエサは川底に着いていたということか・・・。
という事が分かり、ウキの位置を調整。
しかし、調整しても調整してもウキが立たない・・・。
よくよく調べてみると、川の深さは50cm程度。
何でも、ここ1週間くらい晴天が続いているため川の水量が減っているとのこと・・・。
「こんな状況で大丈夫なのかなぁ・・・」と沸いてくる一抹の不安。
それでも何とか工夫して、エサを変え場所を変えやってみたのだが、ピクリともしない・・・。
そうこうしているうちに日もだいぶ高くなってきて、気温も上昇。
とりあえず川面からの照り返しが眩しいのでサングラスを着用。
ちなみにこのサングラスは釣り用の「偏向グラス」のため、水中にいる魚が意外とよく見える。
そしてあらためて川面を見た・・・。
すると、何か巨大な木のようなものが流れているのに気付いた・・・。
流石は偏向グラス、水中がよく見えるなぁと思った矢先。
その木が動き出した・・・、しかもクネクネと・・・。
速攻でD氏に、
「何かでっかい魚が動いてますよ!!これって何ですか?」
と尋ねたところ、
「あ~、それはきっと鯉(コイ)やねぇ」
の一言・・・。
ハヤ釣りの現場に、まさかこんなでかい鯉がいるとは思ってなかった。
しかもよく見てみると、5~6匹くらいが群れとなって泳いでいる。
また、川が浅くなっているので大量の泥砂を巻き上げている・・・。
ただでさえ濁った川なのに、余計濁ってしまって何が何だか分からない・・・。
そこで、
私:「Dさん、こんなに鯉が来ててハヤが釣れるんですかぁ?」
D氏:「・・・・・う~ん、この状況じゃ無理やろうなぁ・・・・・・・。」
私:「いや、無理って・・・・。釣れないってことですか?」
D氏:「・・・・・・。だな・・・・。」
「だな・・・、じゃね~だろぉ~」と思いつつ、皆の状況を確認すると、やはり誰も釣れていない・・・。
じゃ~いっそのこと「鯉釣り」に変えよ~かとも考えたのだが、この道具で鯉は釣れない。
というより、掛かったら100%糸が切れるし、最悪の場合は竿が折れてしまう・・・。
しかもそこまでして釣りたいとも思わない・・・。
それからしばらく粘ったものの、結局釣果は全員でハヤが12匹。
この時点で朝の10時半。
時間はまだある・・・。
そこで皆で相談して、このまま海釣りに行くことに・・・。
しかもハヤ釣り竿のまま・・・(笑)。
だって、海釣り用の準備してなかったんだもの・・・。
仕方が無かったんだよぉ~・・・(泣)。
それから近所の防波堤で13時くらいまでチャレンジ!!
えっ、釣果ですか?
そりゃ~聞かぬが華というやつでしょ・・・(苦笑)。
そうです。
この日、私達オッサンはドライブして日光浴(釣り)?して、帰りに温泉に浸かってきたというプチ旅行だったんだよぉ~~~~~(泣)。
まっ、結局帰ってきてからそのまま飲み会に突入したのは言うまでもありませんがね・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「スタッフの意見は取り入れましょう」の巻