「何だかなぁ、ハローワーク」の巻
2年程前になるだろうか・・・。
ハローワークへ行った。
行ったというのも、「求職」ではなく「求人」の方で・・・。
まあ無料で大勢の人達の目に留まるという点においては、大変便利というかありがたいという言葉しか出てこない。
まあそれは良いのだが・・・。
ただ正直に言わせてもらうと、大変申し訳ないが求人側としては使いづらい部分がある・・・。
それはどういう事なのか・・・。
いつ改正されたかはよく分からないのだが・・・。
求人をする際に「男女の区別や年齢制限をしてはいけない」という・・・。
公平性?というところを重視しているのだろうけども・・・。
でもこれって、ものすごく互いの時間を浪費するという問題があることに国側は気付いているのだろうか?
極端な話、出来るだけ若い人材を取って時間をかけて育てたいと考える企業があったとする。
しかし、そこに50歳の人が応募してきた。
基本的に面接はしなければいけない。
企業側の求める人材ではないので、面接の結果は当然不採用(そりゃそ~だ)。
ここで企業側・求職者側の双方に時間の無駄が生じる事となる・・・。
「それなら最初から制限(条件の開示)しておけば済む話だよな・・・」
と、思ってしまうのは私だけではないだろう・・・。
このような結果、企業側はお金がかかってもピンポイントの人材を取れる人材派遣業の方に流れていってしまっている。
別にハローワークを貶すつもりで書いている訳ではないが、余りにも現場のニーズとシステム(制度)が乖離しているため、本当に使いづらい・・・。
こう言っては何だが、ハローワークの職員の方も申し訳なさそうにされていた・・・。
きっと誰よりもこのシステム(制度)の使いづらさを理解しているのだろうと思われる。
いつからこのようにおかしくなってしまったのだろう・・・。
年齢制限があるのは、ある意味当たり前だと思う。
だって企業側のニーズがあるのだから。
前述したように、若い人材が欲しい企業に年配の人を紹介しても全く意味をなさない。
それどころか、はっきり言って時間と経費の無駄!!
それ以外の何物でもない。
公平性を重視した結果、違う不公平さが出てきている・・・。
約15年程前は、よくハローワークを利用させて頂いた。
その際、男性・女性を分けて尚且つ年齢制限も記載可能であったので、当方のニーズがきちんと反映されていた。
そして応募してきた方の中から、人を採用させて頂いたという経緯がある(ハローワーク様、その節はありがとうございました)。
これが普通じゃないのだろうか?
いったいこのシステム(制度)のどこが悪いというのだろう・・・?
変える必要が本当にあったのであろうか・・・。
う~ん、未だによく理解出来ないというか腑に落ちないというか・・・。
何だかなぁ、ハローワーク・・・。
もちっとしっかりしてくれよぉ・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「青春の1ページの危機?」の巻