「信用調査会社から電話があって、実際店舗に調査に来た・・・。」の巻

それはいきなりの電話から始まった・・・。

 

「〇〇データバンクと申しますが、御社調査につきましてご協力願えませんでしょうか。」(以下T社、ってバレバレやん・・・苦笑)

 

と・・・。

 

一瞬、

「(そんな有名どころが、こんな吹けば飛ぶような超零細企業に何の用・・・???)」

と思ったが、とりあえず話を聞いてみることにした。

 

手始めに電話口で、売上高やここ2~3期の販売状況等を聞いてきた・・・。

でもこの時点でそのまま回答するほどこちらもお人よしではない・・・。

本当にT社かどうかも確認出来ない時点で、販売状況など答えられる訳もなし・・・(そりゃそ~だ)。

 

そこで、

「最近変な電話も多いし、そんな電話口でなんて答えられませんよ!!」

と言うと、先方から

「仰ることはごもっともですので、直接お伺いさせて頂いてからお話したいと存じます。」

との回答・・・。

 

「(えっ・・・、直接来るんだ・・・。)」

「(ということは、まんざら偽物というわけでもなさそうだ・・・。)」

 

と判断した私。

その場で日程調整をして3日後に当店舗で会う事となった・・・。

そんな訳で、とりあえずネットで調べてみたのだが・・・。

 

ハッキリ言って、評価は両極端!!(苦笑)。

ある人は、

「わざわざ事業内容(実績)を知らせて、ライバル企業等に知られる場合を考えるとリスクがある!!」

またある人は、

「T社に載る事で信用も付くので、積極的に協力すべきだ!!」

と・・・。

 

そりゃ~分からなくなるよなぁ・・・(笑)。

実際、どちらの言い分も腑に落ちるものがある・・・。

他にもいろいろ調べてみたが、大体似たような意見が多かった・・・。

 

そこで分かった点は、

 

・国の機関ではないので、無理に決算等の数字を教える必要はない

・すべてを開示しなくても、今後の取引に影響はほとんどない(大きな取引を始める場合は別)

・出来るだけ協力していた方が点数が多少上がる(T社は企業を点数評価)

・訪問した企業のみT社リストに掲載されるので、最初に取引を始める取引先から安心される

 

という事。

そういう内容を踏まえた上で、経営者がどう受け応えするかなんだろう・・・。

まあそれは良いのだが・・・。

一番引っかかったのは、

 

「どこかの企業が調査依頼をしなければ、その企業(この場合当社)へは調査に来ない!!」

 

という点。

最初の方でも述べたが、当社は超零細弱小企業・・・(苦笑)。

そんなところにどの企業が信用調査をかけるというのだろうか・・・。

しかもお金をかけて・・・。

特に大きな企業との取引を始める訳でもなし・・・。

お付き合いのある企業(仕入れ先)は、大体当社の内容は分かっているし・・・。

 

この点をT社の担当者に聞いてみようとも思ったのだが・・・。

ネットで見る限り、担当者は依頼企業を知らされないまま調査にくるそうな・・・。

まあ秘匿性や公平性?を保つ意味ではそうなのかもしれない・・・。

 

そうこうしているうちに、調査当日に。

とりあえずこちらも対応する準備は必要・・・。

だから事前に顧問税理士とも打ち合わせを敢行していた。

 

担当者が来店し雑談から始まって、聞き取り調査に・・・。

担当者には事前に、

 

「調査依頼企業がライバル会社という場合もあるので、細かな数字はお教え出来ません。」

「しかしながら、お話出来る分はご協力させて頂きたいと存じます。」

 

と釘は刺しておいた。

 

実際聞き取り調査が始まってみると、まあ月並みな質問が次々と・・・。

担当者も事前に登記簿やホームページを調べて来ているようで、それに沿った話をしてくる。

 

「(へぇ~~~、意外にちゃんと?事前調査してんだな・・。)」

 

と、多少感心した私・・・。

そこで出来るだけ丁寧に相手の質問に答えた次第・・・。

もちろん核心部分は省いた上で話をしたのは言うまでもありませんけどね・・・(苦笑)。

 

今回は当社ドラッグストアーを調査に来たのだが・・・。

実は私、このブログを書いている方の会社「株式会社わらしべ」も併せて経営している。

こちらは通販部門として立ち上げた企業なのだけれども・・・。

何故かいろいろ紆余曲折あり「海外向け越境EC事業」が中心となってしまった・・・(もちろん通販は継続中)。

越境ECが分からない方は、ググればすぐに分かりますのでよろしく!!

 

何故か担当者がこちらの方に興味を持ち、話のほとんどが(株)わらしべの方に・・・(苦笑)。

「(あれっ・・・、何か方向が違うよ~な・・・。)」

とは思ったものの、流れがそうなっているのでそちらに話を合わせる・・・。

まあ確かに海外向け越境ECを行っている企業が少ないというのも、先方の興味を引いた理由の1つなのだろう。

 

そうこうしているうちに聞き取り調査は終了・・・。

実際に訪問して聞き取りしたという事で、ドラッグストアーのみならず(株)わらしべの方もT社に載せてくれるそうな。

まあドラッグストアーと同じ住所なんだけど、経営者が同じなんでよろしいかと・・・(苦笑)。

 

訪問調査から約1週間が経過・・・。

「(もしかして新たな何かが起こるかな???)」

と、淡い期待と不安で過ごしていたのだけれど・・・。

 

はい・・・、全く何も起こりません・・・(爆)。

 

見事に何も起こりません・・・(爆)。

 

未だに訪問調査の意味(理由)が全く理解できない私・・・。

 

ほんと・・・。

 

いったい何だったんだろうね・・・、まったく・・・(苦笑)。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「kimono男子を増やしませう!!」の巻

 

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