「友人の7回忌に・・・②」の巻
さてさて前回の続きということで・・・。
友人を偲ぶ話・・・、いや暴露話の始まり始まり・・・(苦笑)。
一度、奴と女性間の揉め事に巻き込まれたことがあった・・・。
先日、A・B・Cという3人の彼女がいると書いたが・・・。
その中でもCという女性は、結構気が強くいろいろ問い詰める(追及)するタイプ・・・(恐っ)。
ある日の行動が問題になったらしく、そのことを徹底的に追及されたらしい。
すると、その追及を逃れるために奴は
「あいつの家に泊まってたから連絡出来なかった!!」
と、何と私をダシに使いやがった!!
今時小学生でもそんなとぼけたウソはつかないだろうに・・・(小学生以下かっつ~の)。
当然、Cから私宛に連絡が入る・・・(いい迷惑・・・)。
そこでもいろいろ聞かれたが、とりあえずあたり障りの無い程度に返答。
Cもシブシブといった感じで納得してはいましたけどね・・・(本当かど~かは知らんけど)。
それにしてもだ。
私を男と女の痴話喧嘩に巻き込むなっつ~の!!(マジ)。
その後キツイ説教をしたのだが・・・。
流石に奴でも少しは反省したよ~に見えた・・・(見えただけかも・・・苦笑)。
ちなみに、3人の女性を見る限り・・・。
Aという女性が奴に一番しっくりきていたように思う・・・。
ただ、奴のAという女性に対する扱いがなぁ・・・。
奴と二人で飲んでいる時に、急に奴がAに電話をかけて、
「いま来い、すぐ来い、待てんから早よ来い!!」
と無茶振りをする・・・。
まあかなり酔っているという部分はあるが・・・。
それにしてもあんまりだとは思う。
しかしだ・・・。
Aという女性は何を差し置いてもすぐに駆けつけて来た・・・。
見てて可哀そうなところもあったが・・・。
奴は全力でAを「よしよし」している・・・。
それを素直に喜んでいるA・・・。
「(おいおい・・・、Aよ・・・。普通そこは文句言うところじゃね???)」
「(しかし普通来んやろ・・・。)」
「(まあ当人同士がそれでよけりゃい~んだろうけど・・・。)」
とは思うのだが・・・。
ただあいつらに言いたいのは、
「ここでベタベタすんのはマジ止めてくれ!!」
ということ・・・。
いちゃいちゃは帰ってからしてくれないかな・・・(ほんと)。
とまあ、そんな波乱?の日々を過ごして来た私たち。
別れは突然やってきた・・・。
クリスマスイブの真夜中・・・。
奴と共通の友人から電話が・・・。
聞くところによると、奴がくも膜下出血で緊急入院したとの事。
その日、私は大酒を飲んでいたこともあり翌日に行くようにした。
すると早朝、留守電が入っており
「今朝がた息を引き取った」
との知らせが一言・・・。
あまりにも突然のことなので、まったく実感が湧かない・・・。
ふわふわした気持ちのまま葬式に・・・。
友人達と出席し、そこで奴がいなくなったことを少し実感できたよ~な気がした・・・(寂)。
それにしても余りにも早すぎる人生の終焉だと残念でならない・・・。
ただ問題が1つ。
実はその数日後に奴と飲む店を予約していた。
それは私と奴と共通の友人3名で「アラ鍋(関東でいうクエ料理)」を食べるために・・・(男の忘年会)。
流石にいまさら断ることも出来ない・・・(アラを1匹頼んでたから)。
しかも奴が贔屓にしている店でもあったので、亡くなった報告もしなきゃいけない。
そこで私と共通の友人プラスそいつの彼女の3人で行く事にした。
そして当日。
奴の事を店主に報告・・・(相当驚いていたが・・・)。
そして故人をしのびつつ?アラ鍋を食べたのであった・・・。
そして料理も終わり、支払いの段階に。
奴が予約した時点で、大体1人1万円といっていたので各自1万円を用意。
で、請求金額を見たら1人2万弱となっていた・・・(驚)。
まあ店側もこの期に及んでボッたくるはずもないので、正当な値段なのだろうとは思う(少々高いが)。
確かにアラを丸々1匹(小振りながら)頼んでいたので、このような金額になっていてもおかしくはない。
のだけれどもだ・・・。
流石に奴に対して恨み言の1つくらいは出て来るよな・・・(苦笑)。
結局、
「奴の分も「影膳」として払ったと思えば腹も立たないか!!」
との話になった次第・・・(無茶高い影膳やけど・・・)。
とは言いつつも、一言いいかな・・・。
「どんな予約の仕方しとんじゃボケェ~~~!!」
まったく・・・。
とまあ話はかなり長くなったが・・・。
私たちに近い友人連中は、奴が天国にいるとは誰も思っていない・・・(苦笑)。
全員の共通認識として、
「あれだけ女性達に迷惑かけたんだから、しばらく地獄で揉んでもらった方が良いだろう!!」
といった考え・・・(まあ私を含めヒドイ友人達ではあるが・・・苦笑)。
とは言え、もう7回忌・・・。
そろそろ天国に昇格?してもらってもいいのかな・・・(笑)。
とりあえず地獄と天国の中間にある「煉獄」という手もあるけれど・・・(爆)。
でもまあ奴のことだ・・・。
地獄だろうが天国だろうが楽しくやってるだろう・・・。
まっ、何十年後かに天国で再会しましょうかね!!
って、その前にだ・・・。
そもそも私は天国にいけるのだろうか・・・???。
そこが問題だ・・・(爆)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「恵方巻ラプソディー・・・。」の巻