「実家の引っ越し③・・・。」の巻
前回、「家を買うことに決めた」ところまで書いた・・・。
とりあえず、「買う」と決まれば後の流れは早い。
やる事はメチャメチャ多いんですがね・・・(苦笑)。
まず最初に行ったのが、前に書いた「境界確定測量」!!
これは新たなオーナーが、後々近隣と境界でモメないように行うと言えば分かり易いかと・・・。
だから、近隣住人にも立ち会ってもらう必要がある。
この日程調整も結構大変なのだが、そこは測量を行う会社がやってくれたのでとりあえずその点は助かった。
途中、権利書等の作成で司法書士とのやりとり等もあるのだが・・・。
ここも長くなるので書かない・・・(苦笑)。
それから、一番大事である、
①実家を仲介業者に売った代金の受け取り
②引っ越し先(マンション)の前オーナーへの代金支払い
を行わなければならない。
これを2日間に分けて手続きするのだが・・・。
最初、
「1日あれば大丈夫でしょ???」
と思っていたのだが、そうでもないらしい・・・。
実際2日間に分ける理由は、
「着金確認」
の問題との事。
今回お互いが利用している金融機関が違うため、余裕を持って2日間としたらしいのである。
同じ銀行なら、1日でも大丈夫みたいですけどね・・・。
ただ、いくら大事な事とは言えども2日間時間を取るのは大変だった・・・。
まあどちらも1時間~1時間半くらいで済んだとはいえ、それで午前中がほとんど潰れてしまう・・・。
家を売買するということは、それだけ時間が必要とされるという事なのである・・・。
普通に人生の中で1番高い買い物になる訳だから、これくらいの時間はかけなさいということなんだろうけどね・・・。
話を戻そう・・・。
先ず①なのだが。
仲介業者に実家を売ったのだから、その代金を受け取る必要がある。
これは仲介業者の指定する信用金庫から母親の銀行に振り込まれる事に。
これは特に問題無く終了した・・・(問題が起きる方が変!!)。
それからすぐに、母親の転居届等の手続きで区役所へ・・・。
今回は、福岡市内の区から区への転居なので、実家の転出届けは不要との事・・・(知らなかった)。
新たに住む区への転入届けだけで良いというのは手間が省けて助かった。
ちなみに、手続きをした信用金庫から区役所まで徒歩3分程度・・・(近っ)。
こういうところは福岡がコンパクトシティーだと言われる所以だよな・・・(便利便利・・・)。
言い忘れていたが、この日は東京から兄も来ていた。
もう1つ言い忘れていたが、母・兄両方とも新たな物件を見ていない・・・(笑)。
もっと正確に言うと、間取り図だけしか見ていない・・・。
今回の物件は、ほとんど私の独断と偏見で選んだのである!!(爆)。
と、いうことで区役所で手続きした後に新居?(中古だが)を見に行く事に・・・(苦笑)。
とりあえず、実際に物件を見た母と兄の反応だが・・・。
「まあ良かろう・・・。」
と、一応納得してくれた様子・・・。
新築じゃないし、我慢ポイントも当然あるのだけれど・・・。
それ以上に、年寄が住むのに適している環境だという点を評価してくれたようだ。
・電車の駅まで徒歩5分(母親の足ならもう少々かかるかな)
・スーパー、コンビニが徒歩3分圏内にある
・病、医院も周囲に多い
・銀行や郵便局も徒歩圏内
前の実家では、上記施設がそれなりに離れていた・・・。
だから母親としてもそう外出する気にならなかったらしいのだが・・・。
今回はほぼ無理なく歩いていける範囲に大体揃っているため、以前より外出は増えそうな気がする・・・。
まっ、そっちの方が母親の健康のためにも良いのかな・・・(笑)。
そして翌日、前マンションオーナーへの支払いを済ませ「鍵」が私たちに渡される。
これでようやく、新たな実家が誕生したのであった・・・。
ただね・・・。
大変なのはこれからで・・・。
そう・・・、そうなんです!!
引っ越し!!
まだ引っ越しが済んでない!!(というよりこれからが本番)
先程も書いたが、引っ越しはリフォームが済んでからでないと出来ない・・・。
ということで、先ずはリフォーム業者との日程調整が必要。
こちらとしてはすぐにでもやって欲しいけれど、先方の都合というものがある。
で、日程調整の結果1週間後に行う事となった・・・。
多少不満は残ったものの、引っ越しの荷造り等を考えた時に、
「(年寄りが無理なく準備するなら、そのくらいの期間は逆に必要か・・・。)」
と思い直し、それで進めてもらうことにしたのである・・・。
まあそれは良いのだが・・・。
ここで噴出する「引っ越しあるある」!!(苦笑)。
持ちこむ荷物を極力減らそうとする私に対し・・・。
もったいない精神?を発揮し、何でも持ちこもうとする母!!
私からすると「絶対要らない物」が母親にとっては「絶対必要な物」となるらしい・・・(苦笑)。
マジに何度ケンカしたことか・・・(そりゃそ~なるわいなぁ・・・)。
ちなみに、倉庫に入ってたダンボール15箱を持って行くと言った時には流石にブチ切れた!!
中身はほとんど本。
ただ、倉庫の中で20年以上保管されてた本がどうなるかは想像がつくだろう・・・。
Bookoffでも絶対引き取らないレベル・・・(背表紙黄ばんでるし・・・)。
実際、それを母の目の前で見せてから「捨てる宣言!!」をした。
まあアルバムもいくつかあったので、それらの類は残すことに・・・。
最終的にダンボール1箱分だけ持っていくこととなったのである・・・(息子のいう事ちゃんと聞け!!)。
今回の引っ越しで分かった事があるのだが・・・。
年寄の一人暮らしの場合、食器棚や不要品は市に連絡すれば僅かな費用で引き取りに来てくれる!!
これは大いに助かった!!
ただ、冷蔵庫と洗濯機は対象外だったが・・・。
リフォームも何とか終わり、その翌日に引っ越し。
年寄1人の荷物だから、まあそこまで多くは無い・・・(ケンカした甲斐があった・・・苦笑)。
冷蔵庫と洗濯機は新たに購入することにしたので、旧居から新居へ持っていくもので一番大きいのは洋服ダンスくらい。
引っ越し自体が終わるのに、そう時間はかからなかった・・・。
「引っ越しは女手が必要」
とよく言われるが・・・。
大きい荷物を部屋に振り分けたら、あとは母親に任せっきり・・・。
だって、どの食器をどこに置くかなんて私じゃ分かるはずもなし・・・(だよな・・・)。
もちろん洋服やその他諸々もね・・・。
ヘタに触っても怒られそうだし・・・(苦笑)。
こうして何とか無事に引っ越しを終え、新たな生活が始まったのである・・・。
母親の・・・ですけど・・・(爆)。
しかし何と言おうか・・・。
この半年間、本当に大変だった・・・。
まあいい経験にはなりましたけどね・・・。
でも当分の間は、家の売買も引っ越しもしたくないな・・・。
何でって???
本当に疲れるからだよ!!(爆)
おあとがよろしいようで。
次回は
「君はヤマカガシに咬まれた事はあるかい? 私はある!!」の巻