「年賀状について」の巻
ついにこの季節がやって参りました・・・。
そう、あの大量印刷の季節が・・・。
さて図柄はどうしよう、文面はどれがいいかな・・・。
と、一般家庭ではこのような光景が繰り広げられていることだろう。
人によっては何百枚、多い人になると千枚くらい出すらしい・・。
とんでもない労力である・・・。
しかもそれだけの枚数だといくらになるの?
と、他人の懐具合が気になるのもまあ仕方ないだろう。
と、それはいいのだが・・・。
そのようにして我が家へ来た年賀状。
以外に多いのが「何も書いていない年賀状」(印刷だけしてあるという意味)。
一筆加筆してあるものは読もうという気になるし、ちょっと嬉しい。
しかし何も書いてないものが結構多いのも事実(会社関係等)。
これなどはある意味ど~でもよくなってしまう(出して頂いた方、誠に申し訳ございません)。
それなら経費削減にもなるから出さなくてもいいのでは?
などと極端な考えも浮かんでくる・・・(苦笑)。
以前は私も枚数を多く出す事が「年賀状」だと思っていた時代があった。
しかし最近は思い切って、ごくごく親しい間柄の方だけに出すようにした。
それはある一枚の年賀状がきっかけだった。
仮にその人をK氏としよう。
彼の年賀状に図柄は無い(あっても直径3cmの干支のマークくらい)。
すべて文字で埋め尽くされている。
そこに書いてあるのは、昨年の反省や今年の抱負。
それがみっちりと書き込んである。
初めて見たときは衝撃を受けた・・・。
「こんな年賀状でもいいんだ・・・・」と。
たかだかハガキ1枚。
書けることなどタカが知れている。
が、その1枚に思いの全てが詰まっている。
「こりゃぁ~新年早々1本取られた」
と爽やかな気持ちになった事を憶えている。
そこで翌年から参考にさせてもらった(まあ平たく言えばパクリです)。
それに合わせて、前述のように出す枚数を極端に減らした。
出す相手は本当にお世話になっている近しい人のみ。
すると周りに変化が起こってきた。
私が宣言した?今年の抱負を皆が憶えており、
「今どこまで進んでるの?」
などの質問が多くなり、関連する点でいろいろなご協力をして頂ける機会が確実に増えたよ~な気がする。
実際皆さんも年賀状の内容を変えてみてはいかがでしょう?
周りの反応が変わってくるのが分かりますから!!
当たり前だと思っていた事をちょっとだけ見直してみる・・・。
せっかく新しい年を迎えるのですから、新しい気分になるのに丁度良い機会なのでは?
でもまあ枚数は私みたいに極端に減らさなくてもいいかと・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
さて次回は
「衆院選の迷演説?」の巻