「30年前の中国⑩(北京編②)・・・。」の巻

例の「幽霊屋敷」騒ぎで、宿を替えた私たち・・・。

今度の場所はまとも?みたいで、タクシーに乗車拒否されることは無かった・・・(苦笑)。

 

とりあえず、故宮博物館を見た時には時間が無くて行けなかった「天安門広場」に行ってみる事に。

ここで「鬼ごっこ」をしようと話していた私たち・・・。

事前に「相当広い」とは聞いていたのだが・・・。

実際、目の当たりにした瞬間、

 

 

「えげつないくらいの広さ」

 

 

に驚いた・・・(苦笑)。

 

後で聞いたところによると、縦は900m弱で横が500mだとか・・・。

ちなみに100万人収容可能ってさぁ~・・・。

もう素直に呆れるしかないでしょぉ~~~・・・(爆)。

 

最初に計画していた「鬼ごっこ」はどこへやら・・・。

何も無い平地をただポツポツ歩いただけ・・・。

当時は人(観光客)もほとんど居なかったので、余計に広さだけが感じられた・・・。

歩けど歩けど景色が変わらない・・・(そりゃ変わらんわな・・・)。

まあ未だに世界中探しても、これだけ広い場所なんてないんだろう・・・(苦笑)。

 

そうして暫く歩いていると・・・。

遠くの方に何か見慣れた建物が・・・。

しかも、その建物だけ妙に明るい・・・(苦笑)。

完全に周囲から浮いている・・・。

 

それが何かと言いますとだ・・・、

 

 

 

 

「ケンタッキー・フライド・チキン」

 

 

 

 

だったのである!!(爆)

 

いやいや・・・。

まさか北京でケンタッキー・フライド・チキンに出会おうとは・・・。

そもそも中国にファーストフード店が出ていること自体知らなかった・・・。

ましてや想像すらもしてなかった私たち・・・(苦笑)。

 

私たちA:「凄い!!中国にもケンタッキーあるんだ!!」

私たちB:「だな・・・。しかも漢字で書いてあるぞ!!(笑)」

私たちC:「日本がカタカナで書いてあるのと同じようなもんだろう・・・(苦笑)」

 

まあ確かに英語表記を別にすれば、現地の言葉で表記されるのは当たりまえ・・・。

こんなことにすら、素直に感動してしまった私たち・・・。

やはり、身を持って体験するということは非常に大事なことなんですね・・・(ほんと)。

 

それで店に入ったのかというと、実は入ってはいない・・・。

というのも、全員の意見が、

 

「わざわざ中国まで来て、ケンタッキー食べる必要ないでしょ!!」

 

という点で一致したから・・・(まあそうなるよな)。

 

でも今思えばだ・・・。

もしかしたら現地特有メニューがあったかもしれないし・・・。

中華風の内装だったかもしれないし・・・。

入ってみて、メニュー見たら新たな発見があったのかもしれないし・・・。

正直、この旅における多少心残りな出来事の1つではある・・・(苦笑)。

 

ちなみに、北京といえば

 

「北京ダック!!」

 

実際、今日の夜は是非これを食べようという話をしていた。

その関係で、ケンタッキーには入らなかったというのもある・・・。

そりゃ~、ケンタッキーのチキンより絶対北京ダックでしょ!!(爆)。

 

ただなぁ・・・。

北京ダックという名前は知っていたが・・・。

どんな料理かを全然知らなかった私たち・・・(苦笑)。

 

一応想像で、

 

「クリスマスのチキンみたいに丸ごとお皿に出て来て、それを豪快に切り分けて食べる!!」

 

と思っていた・・・。

 

そして実際料理が出て来た・・・。

アヒル丸々1匹がこんがりアメ色になっている・・・。

そして給仕が皮をキレイに切り分けて、私たちの皿に乗せてくれる・・・。

そこで一同、

 

 

「ポカ~~~ン・・・???」

 

 

そうです。

北京ダックは皮を食べるのだという事を、私たちは全く知らなかったのである・・・(笑)。

一同が戸惑っていると、給仕が食べ方を教えてくれる・・・(苦笑)。

とりあえず、小麦粉で出来ている皮(餃子の皮を大きくしたよ~なもの)に野菜やタレを付けて巻いて食べることが分かった!!

 

で、恐る恐る食べてみると・・・。

 

 

 

「まあ・・・、普通においしいよね・・・。」

 

 

 

という感じ・・・。

 

何といおうか・・・。

 

私たちが想像していた

「絶品の美味さ!!」

ではない・・・。

 

今思うに、当時の私たちの期待値が余りにも高かったというのもあるだろう・・・。

誤解の無いように言っておくが、確かに美味しい料理なんだよ!!

ただ、私たちが想像したものとはちょっと違っただけ・・・(苦笑)。

それに、若者の私たちからすると上品すぎる味付けだったのかも・・・。

今の年齢で改めて食べれば、逆にその良さが分かるのではないかと思う・・・。

まあ何せあの頃はまだ「質より量」だったしね・・・(爆)。

 

料理自体の満足と言うより・・・。

北京ダックを、本場北京で食べたという満足感で一杯に・・・(自慢話の1つとして)。

ついでに言うと、ここでも

 

「麻婆豆腐」

 

は注文した・・・(どんだけ麻婆食ってんだよ・・・笑)。

味付けは南方と違って、全くと言ってよいほど辛くはない・・・。

 

まあここまでさんざん「麻婆豆腐」を食べ比べてきたけれど・・・。

どれも「ハズレ」は無かった。

というより、土地土地の特色が出ているのが興味深かったと言った方が正しいか・・・。

また基本的に、中国料理はどこへ行って食べても美味かったという記憶しかない・・・。

おかげさまで?と言うか、そのせいでと言おうか・・・。

結果、2kg太って帰国しましたがね・・・(爆)。

 

さてさて、それは良いのだが・・・。

 

この旅も、残す所あとわずか・・・。

 

次は「万里の長城」へと参ります!!

 

まあここもいろんなエピソードがあるのでお楽しみに!!

 

ではでは・・・。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「30年前の中国⑪(北京編③)・・・。」の巻

 

 

日向当帰のご購入はここをクリック

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ