「パパの悲哀物語with娘」の巻

先日家族ネタをお届けしましたので、その続編という訳ではないのですが・・・。

我が家には高校生の娘が2人いる。

お年頃なので、非常に扱いづらい。

というより非常に気を使わなければならない。

流石に「パパと洗濯物を一緒にしないで」や「完全無視」までは無いものの、それなりの距離感を感じる日々ではある。

さてある日のこと。

仕事から帰ってきて、ゆっくりと湯船に浸かり気持ちもリラックス。

風呂上りに冷たいお茶を飲んで、のんびりテレビを見ていた。

すると娘が風呂に入ったのだが、すぐに出て来て

「パパ、湯船に浸からないでよ。何か浮いてるじゃない!!」

と、えらい剣幕で文句を言う。

慌てて風呂場へ向かう私。

しかし湯船を見ても特に異常はない・・・。

私:「おい、何もないじゃないか!!」

娘:「よ~く見てよ!!」

私:「・・・・・・(よく探してみる)」

私:「もしかして、これ?」

娘:「そう。さっさと取ってよ!!」

そこに浮いていたのは「私の髪の毛(下の毛ではない)」。

しかも長さは3cmくらい。

「よくもまあこんな小さなもの見つけたもんだ」と感心しつつ、髪の毛を掃除。

その後、娘が風呂から上がって一言。

「パパ、これから湯船に浸からないでね」

これがカミさんなら

「湯船に髪の毛が入ってても死にゃ~せん、掃除しとけ」と強気に出れるものの、流石に娘には強気になれない・・・(悲)。

というより、言った後が相当面倒だろうから素直に

「はい」

と返事。

それから暫く湯船に浸からない生活が続いた・・・。

そんな事があってから10日後くらいに、娘が

「パパ、やっぱり湯船に浸かっていいよ」

と、何とも殊勝な事を言うではないか。

「そうか、こいつも私が仕事で疲れて帰ってきているのを見て優しい心遣いをしてくれたんだなぁ・・・」

私もついつい嬉しくなり、カミさんに話してみた。

するといきなりの大爆笑!!

頭に浮かぶ「????????」マーク。

カミさん曰く。

「一番風呂のお湯は塩素などの物質が多くてお肌に悪いので、誰かが入った後に入るといいらしいと聞いてきたみたい」

私:「・・・・・・・・・・・・、俺は塩素を取る道具じゃねぇ~~~~~~。」(悲)

と、その場で絶叫。

さらにカミさんの爆笑を誘っただけでした・・・。

まあ流石に最近ではこのような事は言わなくなりましたけどね・・・・。

世の娘を持つお父様達が日々感じているであろう悲哀を、今日も感じて過ごしている私でございました。

おあとがよろしいようで。

 

次回は

「やるじゃん、JR九州」の巻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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