「上海の地下鉄に乗ってみた」の巻
さて中国人のマナーについては、あまり良いことは聞かないが、地下鉄が特にひどいと聞いていたので実際に乗ってみた。
先ず驚いたのは次の3点。
①思ったよりキレイだった
もっと外観も内装もボロボロなのを想像していたのだが、以外にそうでもない。ただイスがプラスチックなので尻が痛かった・・・。
②運賃が無茶無茶安い
中国の普通の生活を見てみたいという気持ちと、少しでも土地勘?を養いたいという気持ちで、空港から上海市内まで乗ったのだが、料金はたったの7元。日本円にして約120円足らずという何だか訳の分からない価格(ちなみに1時間くらい乗車)。どれだけ安いんだと半ばあきれた・・・。
③駅と駅の間隔がかなり長い(離れている)
日本の感覚でいるとエライめに合う。駅と駅の間はとても歩けるような距離ではない。そういう意味では流石の中国。土地が広い、いや、広すぎるでしょ・・・(苦笑)。
とまあここまでは良いほうの感想。
実際の車内は相当ひどかった・・・・。
ひっきりなしに鳴る携帯・・・。
これでもかというくらい、次から次へと周りの携帯が鳴る。
しかも声がでかい(マジにでかい)。
しかし以外と気にならない。
それは何故か?
「電車自体の騒音がでかい」ため・・・。
実際に大声を出さないと聞こえないくらい、電車自体の騒音はひどかった。
よく中国では、電車内での大声が取り上げられる。
それなら電車自体の騒音の件も取り上げるべきなのでは?と思った次第(まっ、ど~でもいいのですが)。
さて話を戻そう。
暫く座っていると、隣の車両から何やら音楽が・・・。
それがどんどん近づいてくる・・・。
よく見てみると、カラオケが付いたハンドマイクで大声で歌いながら歩いている。
その後ろには、小銭の入ったかご?のようなものを持った人が付いてきている(小銭を集める係)。
「いくら商売とは言え、大胆すぎる。地下鉄側は何も言わないのだろうか?」
という疑問と共に、何故か笑いがこみ上げてきた。
これが中国らしさなんでしょうねぇ。
無秩序?カオス?図太さ?
いい意味での大陸的なおおらかさ?は見習うべきなのかも。
目的の駅に着いて表にでたら、急に雨が降ってきた。
すると間髪おかずに並べられる大量の傘の山。
のんびりと動いている中国人しか見ていなかったので、この素早さにはビックリ(観察不足と思い込み、失礼致しました)。
とにかく、朝夕のラッシュ時間帯を除けばかなり便利な乗り物であることは間違いない。
日本人だからといって、そう身の危険を感じる事も無かったし・・・。
たまにスリもいる様なので、それさえ気を付ければよろしいかと(これは万国共通でしょう)。
本当は少しでも中国語が喋れて、タクシーを利用出来る方が何かと便利なんでしょうけれどね・・・(苦笑)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「モデル?しました(させられました)」の巻