「博多どんたく港まつり!!」の巻
さてさて今年もやって参りました、博多どんたく!!
開催日は毎年5月の3・4日の2日間。
例年100万人以上の人出と言われるくらい、博多の中心街は人・人・人でごった返す・・・。
まあ簡単に説明すると、企業や任意団体がいろいろな衣装を着てパレードをするというもの・・・。
それも博多中心街のメイン道路をパレード用に開放するものだから・・・。
沿道は人と露店でもう歩くのも大変な状態に・・・。
ここで私見ではあるのだが・・・。
地元の人達でわざわざ「どんたく」だけを見に行こうという方は比較的少ないように思う・・・。
どちらかと言うと、県外から来る人達が大半。
では何故地元民は見に行かないのか・・・。
理由は簡単。
「見るだけでは面白くない!!」
からである・・・。
ただ誤解の無いように言っておくが、内容がつまらないという意味ではない。
どんたくの醍醐味は、
「参加すること!!」
つまりパレードに出たり、何らかの形で参加してこそ面白さが味わえるというものなのである。
いみじくも私の友人が、
「どんたく見て何が楽しいんだろう・・・。」
と、のたもうていたが・・・。
その根底にあるのは、
「参加しなきゃ面白くないでしょ!!」
という考え方が元となっている・・・(まあ実際そうですが)。
かく言う私も参加して十数年になる・・・。
と言っても、パレードに参加している訳では無い・・・。
知人である酒蔵が出している露店のお手伝いをしているのだ。
沿道を行き交う人々に日本酒・ビールを販売。
年に1回のことだから、これが何とも言えず楽しいのである・・・。
これが毎日なら嫌気が差すでしょうけど・・・(苦笑)。
また、露天の後ろ側にテーブルを設置してそこでも飲めるようにしている。
ここはVIP席?で、毎年来る常連さん達の憩いの場となっているのだ。
政財界の重鎮さん達や地元名士の方々が、どんたくの衣装を着て三々五々とやってくる。
まあ小さなサロンのようなものだろうか・・・。
そして一通り喋っては次の場所へ移動・・・。
このようなことが毎年繰り返されている・・・。
また、どんたくには付きものがある・・。
あまり歓迎できないのだが、それは・・・。
「雨」
昔からどんたくに雨は付きものと語り継がれてきたのであるが・・・。
今回のどんたくは、天気予報によると2日間とも晴れの予報だった!!
但し、一時雨とも言ってはいたが・・・。
どんたく初日は13時にパレードがスタート!!
暫くは順調に進んでいたのであるけれど・・・。
15時を過ぎたあたりだったろうか・・・。
ど~も空模様がおかしくなってきた・・・。
「(これが天気予報の言ってた一時雨か・・・。)」
と、思っていたら・・・。
はい・・・、来ましたよ・・・。
雨が・・・。
それも超ド級の雨が・・・(笑えんくらい)。
正に、バケツをひっくり返したようなという表現がピッタリの・・・。
沿道の見物人はすぐに建物に避難・・・。
まあそれは良いのだが・・・。
可哀そうなのは、パレード真っ最中の人々・・・。
道路の上なので、雨を避けることは出来ないし沿道の建物に入る訳にもいかない・・・。
しかも、音楽隊に至ってはなお悲惨・・・。
大事な楽器がビショ濡れ・・・。
でもど~する事も出来ない・・・。
こりゃ~たまりまっしぇんバイ!!(博多弁)
確かに例年雨が降ったりはするけれど、ここまで酷かったのはこの十数年来記憶にない・・・。
そのくらい酷い雨であった・・・。
そのせいもあり、この日のどんたくはあっさりと「中止」になってしまった・・・(泣)。
まあ大自然が起こす現象なので、いかんともし難いのは事実だけれど・・・。
何もここまでタイミングよく?ドシャ降りにならなくてもよさそ~なもんだが・・・。
午前中の早い時間にするとか、真夜中にするとかねぇ~・・・。
ねっ・・・、神様・・・(苦笑)。
結局この猛雨のせいで、お手伝いの私たちもそこで終わりとなってしまった・・・。
でも、
「とりあえずこのままじゃ~面白くない!!」
と、気分を変えるため近くのソバ屋へGO!!
酒盛り&宴会?となった次第・・・(結局は飲む)。
ソバ屋を出るころは夕方過ぎであったが、ま~空はピーカンピーカン!!(なめとんかい!!)
ドシャ降りの分、降雨時間も短かったようで・・・。
何か釈然としないものが残る今回のどんたくではあった・・・。
と、いう訳でまたまた気分を変えようと別の酒場へGO!!(苦笑)
結局そのまま延々と飲み続けたのであった・・・(あ~やれやれ・・・)。
それにしてもだ・・・。
天気予報は当たるもんだとつくづく感心・・・。
ただね・・・。
一時雨と言うんだったら、ちゃんとドシャ降りと言わんか~~~い、ボケェ~~~!!
と、虚しく遠吠えする私であった・・・(爆)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「私の商売の原点・・・。」の巻