「博多どんたく港祭り」の巻
博多(福岡県福岡市)には2大祭りがある。
それが5月にある「どんたく」と、7月にある「山笠」!!
今回は「どんたく」の方の話である。
この祭りは毎年出足が100万人を超えると言われている程、 とてつもない規模で開催されている。
そりゃ~もう福岡市の中心街がお祭り一色に!!
これがまた活気があって、良いんだよなぁ~(笑)。
一番のメインと言えば、博多のメイン道路を封鎖して行うパレードだろう。
5月3日は13時~19時くらいまであり、4日は15時~19時くらいまで。
そのメイン道路沿いには、ズラ~っと出店が並んでいる。
まあこの出店も、沿道の飲食店が出したりしているものだから、よく見るお祭りの出店とは一味も二味も違った趣を楽しむ事が出来る。
しかしまあ地元の人間が言うのも何であるが・・・。
この祭りはどちらかと言うと「見るものではない」・・・。
「えっ?」と思われる方もいらっしゃるであろう・・・。
ここでは決して悪い意味での表現ではないという事をお断りしておく。
では「見るものではない」としたら何?
そう、この祭りは、
「参加するもの!!」
なのである。
ある意味、このお祭りを本当に楽しもうと思ったら是非参加してみるべきである。
参加するには登録が必要(当たり前かぁ・・・)。
但し、参加するのに特に資格がいるわけでもない・・・(県外参加も問題なし)。
必ずこれをしなければいけないという縛りもない・・・。
まあ強いて言えば「グループで参加する事」くらいでしょうか。
ただ、ある程度の人数がいないとパレードの迫力が出ないから、人数制限はあるのかも・・・(この点はちょっと不明)。
服装ですか?
お揃いの着物あり、ド派手なサンバの衣装あり、老若男女入り乱れての行進である(但しグループ単位なのは言うまでもない)。
楽器(鳴り物)の制限もないので、プロの音楽隊の行進から子供たちの縦笛までと幅広い。
パレードの際は、オープンカーを使用しようが馬車に乗って行進しようがOK!!
もちろんド派手に装飾された「花バス」も走っている(ご興味がある方はググッてみて下さい)。
要は「自分たちがしたい放題する」といったお祭りなのです・・・(苦笑)。
まあこの無節操さがいいんですけどね・・・。
かく言う私も、このお祭り参加して約10年以上となる。
ちなみに参加といってもパレードの方ではない。
そう、「出店」の方なのだ!!(笑)。
福岡県の宗像市というところに「伊豆酒造」という造酒屋がある。
そこが毎年メイン道路沿いの「博多座」の前にブースを出している。
そことのご縁があって、10年以上前からお手伝いと言う名の強制労働?に借り出されているという訳・・・(苦笑)。
もちろんそこではお酒を売っているのだが、酒造の蔵開きから間もないので、新酒が美味い!!
もぉ~これがたまらんのである。
まあお手伝いと言う立場なので、半分仕事半分遊びといった具合。
もっと単純に言うと、
「酒を飲みながらお手伝いしている?」
といったところか・・・(役に立っているかいるかどうかは不明)。
そのブースの裏にはテーブルとイスが用意してあり、毎年変わらず常連さん?達が来られる。
またこの常連さんたちも政財界で少しは名の知れた方々ばかり・・・。
その場で日本酒を2~3本購入し、そこにいる人達で飲み上げてしまう・・・(笑)。
ブースの売上も上がって楽しいのだが、こちらにまで「飲め飲め」というものだからちょっと大変・・・(といいつつ楽しい・・・、笑)。
そうしてパレードが終わる頃に、また別の店へ・・・。
もちろんそこでもまた飲み会・・・(ハードやなぁ・・・)。
これが2日間続くのだ・・・。
これを繰り返してもう10年以上・・・。
「まっ、年に1度のお祭りだから」
と、自分を思いっきり正当化して酒を飲む訳だけれど・・・。
本当に、思いっきり日本酒を飲む訳だけれど・・・。
この後は暫く後遺症が・・・。
そう、
約1ケ月くらいは日本酒を飲みたくなくなるのである・・・。
単なる飲みすぎですけど・・・、何か・・・?(苦笑)。
誰が詠んだか知らないけれど有名な一節がある・・・。
酒の無い国へ行きたい二日酔い。
また三日目に戻りたくなる・・・。
う~ん、やっぱり昔から酒飲みは懲りない人種なんだ・・・(笑)
おあとがよろしいようで。
次回は
「中国人爆買いの影響」の巻