「学生プロジェクトの内部発表審査会に行ってきた・・・」の巻

最近は学生関連ネタが続くけれど・・・。

まあ少々お付き合い下さいませ・・・(苦笑)。

 

表題のように、学生プロジェクトの内部発表審査会に行ってきた・・・。

と言えば大げさ?かとは思うが、要は学生の活動に対する報告発表会のようなもの・・・。

ちなみに私は1つのプロジェクトのアドバイザーもしているが、この会の審査員でもあるのだ・・・(偉そうにすんません・・・苦笑)。

 

プロジェクト自体は全部で8個。

企業と学生が一緒になって、目標に向けて活動していくわけだが・・・。

プロジェクトによって、優劣がかなりハッキリと分かれてくる・・・。

 

学生達に未熟な部分があるのは当然なのであるが・・・。

とりあえず審査をやってきた経験から、優劣の原因はそこだけではないという事が分かってきた・・・。

では、プロジェクト優劣の最大の原因とは・・・?

 

「企業側の出す目標が明確であるかどうか!!」

 

という点。

 

まあ当たり前と言えば当たり前なのであるが・・・。

 

昨年、1つ迷走したプロジェクトがあった・・・。

ここは数年続いているプロジェクトであり、以前はしっかりとした活動をし、それに伴う結果も出していた・・・(過去形)。

それなのに昨年あたりから大迷走・・・。

理由は簡単・・・、会社の出す目標が明確でなかったから・・・。

というより、社長と現場の意見の乖離が甚だしかったからと言ったほうが正しいだろう・・・。

 

そりゃ~社長が、

「Aの方向に進もう!!」

と言っているのに、現場が

「Aと言ってるがBの方向に進む!!」

「Aをやるのは時期的にいかがなものか・・・」

などと言おうもんならねぇ~・・・(苦笑)。

学生はどうしていいか分からなくなるのが当たり前・・・。

 

このプロジェクトの場合、はっきり言って社長が悪い!!

何故なら、自社の現場にきちんと意思表示をしていないから。

というより、「このAをやるんだ!!」という指示がきっちり伝わっていない!!

きっと、ある程度方向性だけ決めて「あとは現場サイドでよろしく~」とやってしまったのだろう・・・。

そりゃ現場も混乱するわなぁ~・・・。

 

「企業の出す目標が明確」であるという事は、社長の意思が現場に明確に伝わっているという事が大前提・・・。

「船頭多くして、船山に登る」ではないが・・・。

指揮命令系統が多ければ多い程、物事は進まなくなる・・・(当たり前)。

前述した1つのプロジェクトが大迷走したのはこういった原因があったのである・・・。

これじゃ~学生が可哀そうだよなぁ~・・・、マジで・・・(泣)。

 

かと思いきや、学生側が暴走?してしまうプロジェクトもあるから面白い・・・(これはマジに笑えなかったが笑えた・・・)。

このプロジェクトの社長は、学生達に向かって

「好きにやりなさい・・・、そして学生目線で問題点を出して、その解決方法を考えてみて下さい」

と、言ったわけなのだが・・・。

 

まあこれを「学生の自主性を尊重」と言えば聞こえは良いが、要は「放任」・・・(だよなぁ・・・)。

しかもこの企業はかなり大きな物流系企業!!

それを見ていた私は、

「(おいおい、安くはない年間会費をドブに捨てるようなもんだぞ!!)」

「(しかも、明確な目標も出さないで・・・、いったい何考えてんだ???)」

と思ったものの、企業のやりたいようにやらせた・・・。

 

その結果ですか・・・?

そりゃ~ねぇ~・・・。

誰も思いつかないような、まさかの展開に・・・(苦笑)。

 

紆余曲折あり、学生達が導き出した方向性が「ニッチを狙う」というもの・・・。

まあこれは分からないでもない・・・。

ニッチの範囲も広いけれど、とりあえず着眼点としては良しとしておきましょう・・・。

 

そして出た結論が・・・。

 

 

 

 

 

 

「チョコレートフオンデュを売る・・・。」

 

 

 

 

 

あのぉ~・・・。

 

・・・確か君達のプロジェクト企業は物流だよねぇ・・・。

 

物流と・・・チョコレートフォンデュ・・・がどう関係する・・・のかな・・・???

 

それって・・・ニッチ以前に問題がズレ過ぎ・・・だとは思わないかい・・・。

 

おじさん達は・・・君達の言っている意味を・・・まったく理解できないのだけれども・・・。

 

・・・とりあえず・・・。

 

・・・一言いってもいいかな・・・。

 

 

 

 

 

「アホッ、ボケェ~、カス~、何考えとんじゃ~~~ワレぇ~~~!!」(・・・失礼・・・)

 

 

 

 

 

何が嬉しゅ~て、物流プロジェクトでチョコフォンデュ売らなきゃいかんのか???

しかし、会社側も会社側だ・・・。

話の内容がこうなってる事に気付かなかったのか???(怒)

少しでも打ち合わせをすれば、こんな酷い結果になんてならないハズ!!

いくら何でも無責任だとしか言いようがない・・・(まったくもって・・・)。

 

ちなみに、このチョコフォンデュの話が出た時、審査員全員が頭を抱え込んでしまったのは言うまでも無い・・・(そりゃそ~だ)。

 

当時、このプロジェクトには社会人アドバイザーが付いていなかった・・・。

そこでこの事件?をきっかけに反省の意味も込めて、全プロジェクトに社会人アドバイザーが張り付くことになったのであった・・・。

 

しかしなぁ~・・・。

これを自由な発想と言うべきなのか、思考能力の欠如と言うべきなのか・・・。

ただ、チョコフォンデュは完全に私たちの想像の範囲を超えてましたがね・・・(とてつもなく)。

ある意味、天才かも!!

 

って、企業側や審査員側からすると完全な天災でしたけどね・・・(爆)。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「福岡に、あのアメリカズカップがやってくるぅ~~~~~(大歓喜)!!」の巻

 

 

 

 

 

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