「小説や漫画の実写版映画はど~もなぁ~・・・。」の巻

以前からそうなのだが・・・。

小説や漫画が多少有名?になるとすぐに、実写版の話が出て来る・・・。

まあそれはそれで良いのであるが・・・。

いざ完成してみると、小説や漫画の原作イメージとはかなりかけ離れた印象しかないのは気のせいだろうか・・・。

 

何と言おうか・・・。

残念感漂う作品に仕上がっているというのか・・・(失礼)。

原作のエキスが感じ取れないというのか・・・(泣)。

 

小説で言えば「ジュラシックパーク」!!

この小説を読んでいたいただけに、余計実写版の失望感?が大きかったような気がした・・・。

これはマイケル・クライトンという人が書いた小説なのだが・・・(今はもう亡くなっている。)。

この方、医者でもあったためか、その視点から書いている内容・着眼点が非常に面白かったことを記憶している・・・。

だから、琥珀の中に閉じ込められた蚊から恐竜のDNAを取り出すなんて発想が出て来た訳だし・・・。

しかも恐竜を復元するために、両生類の細胞を使用するとかね・・・(笑)。

これがオスからメスへ変化する細胞が入っていた点を見落としていて、恐竜がどんどん自然繁殖していく・・・。

管理センターは固有の恐竜しか把握してないので、新たに繁殖した個体に対応出来ていなくて大混乱!!

といった、サイエンスフィクション満載の内容であった・・・(小説自体は大満足!!)。

 

しかしなぁ~・・・。

映画にそれがあまり反映されてなかったような気がして・・・。

恐竜の怖さだけがクローズアップされてて、ちょっとね・・・、といった感想・・・(苦笑)。

もちろん、映画単体としてだけ見れば非常に面白い出来だったと思う・・・。

その点は、流石のスピルバーグといったところか・・・(これは素直に称賛)。

 

日本版では少々前にあった「寄生獣」・・・。

以前のブログにも書いたが、これは娘がどうしても見に行きたいということで、しぶしぶ行った映画・・・。

この寄生獣は、私が高校生くらいの時にリアルタイムで雑誌連載されていた。

もちろん、マンガの内容は最高に面白い・・・。

実写版も、何とかマンガ(原作)に近づけようとしている努力は跡は見られた・・・。

娘もマンガを読んでからこの映画を見に行ったので、その点はお互い合意したのだが・・・。

 

ただねぇ~・・・。

やっぱりあるわけですよ・・・。

そこはかとない残念感が・・・。

マンガで膨らませたイメージと実写版とのギャップ?とでも言えば分かりやすいんだろうけど・・・。

 

結局、娘と二人で、

「・・・別に見なくても・・・良かったかな・・・」

という話になったのであった・・・。

もちろん続編には行きませんでしたけどね・・・(苦笑)。

 

ちなみに、近々「ジョジョの奇妙な冒険」も実写化されると聞いた・・・。

これも少年ジャンプで第1話から読んでいる私・・・(苦笑)。

「(おいおい、これも実写化すんのぉ~・・・。)」

「(スタンドとかCG使えばいいのだろうけど、何だかねぇ~・・・。)」

といった所なんですよ・・・、私としては・・・(何故かあまり喜べない・・・)。

 

何でもかんでも実写化すればいいという問題ではないんだよなぁ~・・・。

ただ、マンガや小説のベースを外れ過ぎてもらっても、それはそれで困るけど・・・(苦笑)。

 

そ~言えば、マンガのベースから著しく外れたTV作品があった・・・。

もう何年前になるだろうか・・・。

マンガの原作者は「きくち正太」といい、作品名は「おせん」。

何を隠そう、私はこの作者と「おせん」の大大大ファン!!

それがTVで放送されるとなったので、狂喜乱舞した私・・・。

 

そして記念すべき第1回目が放映・・・。

されたんですけどもねぇ・・・。

まぁ~これが酷いの何のって・・・。

原作の香りすら感じられない全くの別物・・・!!

 

「(いやいや、こんなのは「おせん」と呼べねぇ~だろぉ~がぁ~~~!!)」(怒)

そりゃ~ね・・・、TVだから多少の脚色はしゃ~ないよ・・・。

でもね、脚色以前に原作の良さを全部抹殺してしまっているってどぉ~なんだい・・・???

違う意味で感心しましたけどね・・・(皮肉)。

1話目だけは我慢して見たけど、それ以降一切見向きもしなかった・・・(確か途中で打ち切られたよ~な気も・・・)。

 

原作を見れば、胸のすくような良い話が沢山あるのに・・・。

何故、あえて原作の良さをスポイルするのだろうか・・・。

この原作者も言っていたが・・・。

いや・・・。

よそう・・・。

これ以上何を言っても愚痴になりそうなので・・・(マジ笑えん!!)。

 

とにかく、

「小説やマンガの実写化版で、過去一度も納得した作品が無い!!」

という点がすべてを現していると思う・・・。

これには私の友人も激しく同意していたが・・・(苦笑)。

 

作品が作られる場合、それは監督の世界観(主観)・・・。

当然、私たちの世界観では無い・・・(当たり前か・・・)。

多分、ここに大きなギャップが生まれるんでしょうねぇ~・・・。

 

と、いうことで・・・。

実写版を見る際は、原作を知らないものだけを対象にするようになった・・・。

するとこれが意外に楽しめるんだよなぁ~・・・(苦笑)。

何せ、原作を知らないから・・・(爆)。

 

「人間、知らなくてもよい事が往々にしてある!!」

てなことを言われるが、きっとこ~ゆ~事なんだね・・・!!

 

って、それも何か違うよ~な気が・・・(苦笑)。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「CMの効用?功罪?・・・。」の巻

 

 

 

 

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