「朋あり遠方より来る、また楽しからずや・・・」の巻
先日、大学時代の悪友?が東京からやってきた・・・。
3年程前に会ったきりだったので、久々の再開。
こいつとは20歳くらいに知り合って、それからもうかれこれ30年以上の付き合いになる・・・(長いよなぁ・・・笑)。
とりあえずそいつと、1つ学年が下の後輩と3人で飲む事に・・・。
お店は同じ大学のOBがやっている居酒屋・・・。
まあ気心知れた仲間内で飲むというのは気楽なもんだ・・・。
最初はお互いの近況報告から。
オッサンあるあるではないが、持病がど~のこ~のとか、肩や腰がポンコツになってきたとか・・・(苦笑)。
若い頃は、
「俺たちがオッサンになっても、病気自慢みたいな話をするオッサンにだけはならないようにしよう!!」
と固く誓ったはずなのに・・・。
その通~りになってしまっている自分たちに、そこはかとなく悲哀が漂っていた・・・(苦笑)。
そのうち、友人や知人の話に・・・。
この年代になると、どうしても葬式の回数が増えてくる・・・。
加えて、同年代もチラホラと櫛の歯が欠けていくように減ってきている・・・(悲しいけれど)。
そこで私が2年ほど前に亡くなった奴の話をしたのだが・・・。
そいつは1学年下の後輩であり、結構珍しい苗字の持ち主だった・・・。
まあここで本名を書くわけにもいかないので、仮に「落花生くん」としよう・・・。
私:「2年程前かなぁ・・・、後輩から落花生が亡くなったと聞いた・・・。通夜・葬式には行けなかったけど、原因はガンだったらしい・・・。」
後輩:「え~~~~っ、落花生が亡くなったんですかぁ~~~?」
後輩:「確かにここずっと連絡は取ってなかったけど・・・、まさか亡くなってたとは・・・」
悪友:「そうかぁ~・・・。あいつ・・・、逝っちまったんだな・・・」
この場の全員が落花生くんとの面識があったため、そいつを交えた想い出話に・・・。
その流れなのか、悪友が私に
「明日、お前の親父の墓参りに行こう!!」
と言い出した。
まあ、悪友の飛行機の時間は午後であり、空港から比較的近い場所でもあったので、墓参りすることとなった。
それから暫く皆で楽しく話してると、そろそろお開きの時間に・・・。
悪友と翌日の待ち合わせ時間と場所を決め、その日は帰宅。
翌日、悪友と待ち合わせて墓参りへ・・・。
それも無事終え、かなり暑かったので二人でカフェに入る事に。
昨日の話の続きなどをして、そして故人を偲んでいたとき時のこと・・・。
昨日一緒に飲んだ後輩からメールが来た。
まあてっきり御礼のメールだろうと思っていたら、その内容が、
「あれから気になって、落花生に連絡してみましたら繋がりました!!落花生は生きてますよ!!」
と、書かれていた・・・。
私と悪友は一瞬ポカ~ンとなったものの、悪友がすかさず
「後輩が繋がったというならそうだろう。お前が別の人間と勘違いしてんじゃないのか?」
との一言・・・。
そう言われてみると、2年前の事でもあり記憶に自信も無いため、
「そ~だよなぁ・・・。俺の勘違いかな・・・、はっはっはっ・・・。」
と、応対・・・。
しかしそれからすぐに、
「(おかしいよなぁ・・・、落花生なんて苗字そうそう間違えるはずないよなぁ・・・)」
と思い直し、悪友に話してみると
「それじゃ~落花生の葬式に行ったという後輩に聞いてみたらいい」
という事になり、落花生が亡くなった事を教えてくれた後輩に連絡してみることに・・・。
とりあえず忘れたふりをして、その後輩には
「前に教えてもらった、亡くなった後輩の名前は何といったっけ?」
とメールを送信。
すると暫くして帰って来た返信内容が
「落花生です!!」
ここで私と悪友は一瞬パニックに!!
私:「ちょっ、ちょっと待て・・・。今日生存確認した後輩と、2年前に葬式に出た後輩のどっちが正しいんだ・・・???」
悪友:「・・・何がどうなってる・・・。」
そこで再度後輩にメールを。
「別の後輩から落花生は生きてるし、今日その確認もしたとの連絡あり。」
「お前はいったい誰の葬式に行ったんだ?」
すると即後輩から、
「先輩、怖いこと言わないで下さいよ・・・。確かに落花生の葬式です・・・。」
との返信が・・・。
こうなるともう2人とも完全にパニック!!
それから侃々諤々話をしたものの、結論が出ない!!(出る訳が無い)。
じゃ~どうしてこうなったかを1から考えてみる事に・・・(名探偵コナンじゃないっちゅ~の・・・苦笑)。
①落花生幽霊説
②落花生双子説
③落花生同姓説
流石に①は生存確認が取れている以上これは除外。
②も双子だったなんて話も聞いた事がなかったので、これも除外。
そ~なると③しかないのだが・・・。
ど~考えても落花生なんて苗字が2人も身近にいるとは思えない・・・。
それでもその線をたどっていくしかない・・・。
生存確認が取れたのは1学年下の落花生。
ということは、葬式に出た後輩に何学年下かを聞けば同一人物かどうかの判断が出来るはず!!
そこで速攻でその後輩に確認したところ・・・。
3学年下の後輩である事が判明!!
やれやれそ~ゆ~ことですかい・・・、まったく人騒がせな・・・(苦笑)。
人間思い込みと言うのは恐ろしいもので・・・。
落花生という苗字の人物は他にいないと決めつけていたから起こったミステリー・・・(笑)。
しかも、そんな珍しい苗字が近い学年にいるから余計ややこしくなってしまった!!
これが田中や鈴木なら、即他人の可能性が浮かんだのだろうけど・・・。
そういう意味では珍しい苗字というのも考え物だよなぁ~・・・。
まあとにかくこれで一件落着!!
と、言いたいところだが、私の周りは1学年下の落花生が亡くなってると思ってる奴がほとんど!!(爆)
本人に会った時にどんな反応を示すやら・・・(笑)。
それが今から楽しみです!!
って、ちょいと悪趣味かなぁ~・・・(笑)。
おあとがよろしいようで。
*お知らせ
PCの調子が良くないため、この後修理に出します。
その関係もあってブログの掲載期間が空くかもしれませんが、ご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
次回は
「スマホ変えました・・・」の巻