「母校の100周年記念祝賀会(同窓会)に行ってきた」の巻

福岡、特に九州地方に於いて結構有名な私立校・・・(関東・関西ではあまり知られてませんが・・・苦笑)。

そこが私の母校である・・・。

 

ちなみに、下は幼稚園から上は大学まで揃っている所謂「一貫校」。

私は高校と大学の7年間をここで過ごしたのだ・・・。

そしてついにこの母校が100周年を迎えた!!

これは素直に慶ぶべきことでしょう!!

 

母校は最初から一貫校だった訳ではない・・・。

高校が最初に設立されたという経緯がある。

そういう意味では高校が設立されてから100周年といった方が正しいのだろうが・・・。

まあすべてに於いて「慶事」という事でそこはあまり追及しないように・・・、ねっ・・・(苦笑)。

 

流石に高校が最初に出来ただけあって、同窓会の団結力?は凄いものが・・・。

高校を卒業して、20年経つと大同窓会の幹事年となる(だったと思う)。

これがまた大変で大変で・・・。

何せ現役生からOB(おじいちゃん)までが集まるのだから、毎年1000人程度の規模に・・・。

ちなみに、高校が男女共学になったのは1994年のためそれ以前にOBはいてもOGはいない事となる。

つまり私が在学中は男子高だったのだ(華も何もない高校時代・・・悲)。

 

話は脱線するが、ここで少々高校時代の思い出を・・・。

私が1年生の5月くらいだったと思う。

朝の10時くらいに大々的な花火の音がした!!

そう、この日が福岡市地下鉄の開通日だったのである(古っ!!)。

ほんの2年程前までは「路面電車」が走っていたのだ!!(これを知っている方は結構年配者です・・・苦笑)。

 

特に部活に入るでもなく・・・。

朝は0時間目の補習から始まり、夕方は夕方でまた補習・・・。

進学クラスでない普通クラスでも結構勉強させられた記憶が・・・(苦笑)。

男子校なので、体育の後はトランクス1枚で授業を受ける豪の者もいた・・・(流石に先生に怒られていたが・・・当たり前か)。

 

それに、今ではそれが当たり前になってきたが、当時は珍しかった校舎内土足OK!!

確かにこれは楽であった。

それによくある「クラスの掃除」は一切無かった!!(業者がやっていたらしい)

当時このことを他校の同級生に話すと、結構羨ましがられたもんだ・・・(こちらとしては男女共学の方が100倍羨ましかったんですけどね・・・苦笑)。

 

またこれも珍しかったのだが、各教室にスチームパイプが設置されており、冬は暖房完備。

流石にクーラーは図書室にしか無かったけれど、暖房器具があること自体凄いと思った記憶がある。

 

ただねぇ・・・。

男子はアホだから、ろくでもない事を考えつく奴がおりまして・・・。

そう、そのスチームパイプ暖房の上に弁当箱を乗せる奴が出て来た!!

確かに弁当が温かくなって、美味しいのではあるが・・・。

当然、その弁当の香りがクラス中に充満してしまい、その香りで食欲が誘発されとてもとても勉強どころではない!!(苦笑)

これも先生から怒られて、中止になりましたがね・・・(爆)。

全く男ってぇ~やつは・・・(バッカだよなぁ~・・・苦笑)。

 

それにキリスト教(バプテスト系)の高校だったので、聖書と讃美歌は必須!!

ホームルームでは教室のスピーカーから讃美歌のカラオケ音楽?が流れ、それを全員で合唱。

これまた不思議な時間・・・。

まあお陰様で、結婚式で歌われる讃美歌のほとんどは歌えます!!(ってどんな自慢や)。

 

当時は高校の真横に大学があった。

今は、高校が少々離れた場所に移転したので状況が変わったが・・・。

そこで繰り広げられる華やかなキャンパスライフを日々見せつけられて、

「ちくしょ~、早くこの地獄から抜け出してやるぅ~~~!!」

と、考えていたのはもちろん私だけではありません・・・(爆)。

 

まあ3年間真面目に勉強したご褒美が、大学への推薦入学!!(別名エスカレーター)

これもキリスト教系の高校にふさわしく?、何と推薦入学者の合格発表はクリスマスの日に!!

まあ通った奴はいいけど、落ちた奴にはとんだクリスマスプレゼントだったよなぁ・・・(あまり笑えん)。

私の場合、発表前から大丈夫だと確信してたので、すでにバイト始めてました・・・(もう時効でしょう・・・爆)。

 

そして大学へとエスカレーター式に入学したのであった・・・。

大学編を書くと、とてつもなく長くなるのでこれはまた別の機会にでも・・・。

 

長くなったが、話を戻そう・・・。

今回の同窓会は全校合同となるので、出席者4000人が見込まれている・・・(どんな会やねん!!)

こりゃ~収拾つかんわなぁ・・・。

と、思いつつ会場へ向かったのであった・・・。

 

そして迎えた当日・・・。

記念行事等まで含めると、13時くらいからスタートとなるのだが・・・。

流石にそこまで参加すると、記念パーティ終了まで7~8時間立ちっぱなしになると考え、夕方から行く事に。

 

せっかくの100周年という事で、着物で正装して行く事にした。

わざわざこのために買った、スクールカラーと同じ「グリーン」の紬。

この時期、袷着物は少々暑かったけれど、会場はしっかりエアコンが効いていたので何とか耐えることが出来た・・・(苦笑)。

 

まあ内容を書いても、同窓生でないと興味も湧かないだろうからそこは省き、一部有名人によるアトラクション?を紹介しよう。

まあ数名の同窓有名人が来られていたが、比較的有名な方で来られてたのは「陣内孝則」さんと「財津和夫」さん・・・。

陣内さんによる軽快なトークも面白かったのだが、何と言っても財津さんが凄かった!!

 

ここまで書いても、財津さんにピンとこない方へ。

チューリップというグループの財津さんと言えば分かるでしょう・・・(多分)。

「虹とスニーカーの頃」や「サボテンの花」が結構有名ですけどね。

 

この財津さんが、パーティ終了前に「青春の影」を生で歌ってくれた・・・。

もうこれだけで、この同窓会に来た価値があったように思えた!!

何でしょうねぇ~・・・、この心に染み入る歌声は・・・。

何となく、自分の青春時代に曲が重なって思わずしみじみした気持ちに・・・。

 

そして大盛況のうちにパーティは終了・・・。

そこからは高校の同期(40名)くらいの二次会へ・・・。

しかし、会場から二次会の場所まではタクシー移動しかないのだが・・・。

何せ4000人超の人間が一斉に出るわけだから、タクシーもすぐ捕まる訳が無い・・・(そりゃそ~だ)。

結局、タクシー待ちで約40分。

そこから二次会の場所まで20分。

着いた時にはもう10時を過ぎていた。

しかも、最終電車の時間を考えると1時間ちょいしか居る事が出来ない・・・(悲)。

 

何だかいつもと違って、バタバタした同窓会ではあったが・・・。

まっ、これも100周年という事で大目に見ときますかぁ~・・・。

だって、100周年記念行事をこの目で見る事が出来たのだから・・・。

 

我が青春の多くを過ごした母校・・・。

これからもずっと続いて行って欲しいもんです・・・。

 

「Seinan, Be true to Christ (西南よ、キリストに忠実なれ)」

 

って、母校バレバレじゃん・・・(爆)。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

次回は

「学生は、国際人という前に・・・」の巻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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