併発にご用心!痛風と糖尿病は「ぜいたく病」仲間?
みなさまこんにちは。日向ナツです。
今回は痛風と糖尿病は「ぜいたく病」と言われていることについて書きたいと思います。
「風が吹いただけでも痛む」ということで知られている痛風。
痛風も糖尿病も、私たちが若い頃はお酒や肉などをたくさん食べていたせいで起こる「ぜいたく病(帝王病)」だとされていました。
しかし、現代ではこのどちらも珍しい病気では決してなく、遺伝をベースとし、生活習慣の乱れによって起きうる、ごく一般的な生活習慣病のひとつと言われていますね。
実は痛風と糖尿病はいずれも代謝性疾患です。
ですが、痛風はプリン体の代謝異常、糖尿病は糖質の代謝異常と原因はそれぞれ異なるんですね。
そして、それぞれ検査する項目も「尿酸値」と「血糖値」と全く違います。
男性が多くなりやすい、というのも痛風に独特の特徴ですね。
しかし発症する要因は似通っていて、どちらも食生活の乱れ・肥満・飲酒・運動不足・ストレスなどが発症のきっかけとなるようです。
また、痛風も糖尿病も腎疾患や動脈硬化などを併発する危険性がありますし、その他の生活習慣病を合併する可能性が大いにあるんですよ。
痛風と糖尿病にはこのように類似点もあれば、相違点もあります。
しかし、ひとつだけ言えるのは、痛風患者は糖尿病に、糖尿病患者は痛風になる可能性が大いにありうるということですね。
痛風・糖尿病のどちらかの病気をもっているのであれば、その病気が悪化するのを防ぐことで、併発防止に繋がりますよ!
ではでは、よだきー事は後回し。日向ナツでした~。
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