「私の商売の原点・・・番外編」の巻
さて今回は、前回書き切れなかった内容や小学生時代に焦点を当てて書きたいと思う。
何せ、前回の文章は長かったのでそれ以上書くと読む方が大変になるだろうし・・・。
ただそれ以上に、書く方も大変だったんで・・・(爆)。
クワガタ・カブトの販売にはまだ後日談がある・・・。
当時、都心ではカブト虫が1匹200円で売られていた・・・。
これは親の買い物に付いて、都心へ出かけた友人たちからの情報・・・。
これを聞いた私たち・・・。
「これは都心で100円で売ればすごいことになるぞ!!」
と考えるのは自然の流れ・・・(どこに反応しとるんじゃ!!)。
実際、2匹売れば交通費は出るというところまでリアルに計算・・・(笑)。
「これなら行って売ってみようか!!」
と、いう流れになっても不思議ではないのだが・・・。
そこは長年怒られ続けてきた私たちベテラン・・・(どんなベテランやねん・・・笑)。
計画段階ですでに体内の「怒られ予想測定機械」がレッドゾーンを示しているのをビシビシ感じる・・・(マジ)。
山中だからこそ子供たちだけで行っても不自然ではないが・・・。
これが子供たちだけで都心となると・・・。
確実に疑いの眼差しを向けられるのは間違いない・・・(苦笑)。
ただでさえ普段の行いに目を付けられている私たち・・・。
実行に移す前に、
「一発発覚即説教部屋行き正座1時間コース!!」
というのがマジ目に浮かぶ・・・(冗談でなく)。
実際に「本当に行こうか?」というところまで話が出たのであるが・・・。
私は不参加表明・・・。
何故かと言うと、確実に怒られそうな気配を察知したから・・・(苦笑)。
まあ昔のアボリジニ人の話であるが・・・。
彼らは、海で遊んでいるときにサメが近づいて来たらそれを察知出来る能力があったそうな・・・(見えていなくても)。
いわゆる危機察知能力なのだろう・・・。
それと似た?よ~な危機察知能力を、私たちも身に付けていたのである!!
そりゃ~何百回となく怒られれば、誰でも自然と身に着くわなぁ・・・(爆)。
話を戻そう・・・。
実際行った奴らはいたが、結局声掛け出来るはずもなく販売までには至らなかったそうな・・・。
でもそれで良かったと思っている。
当時はまだ連帯責任みたいなところがあったので、仲間が一人捕まれば、
「お前もやっただろう!!」
的に、問答無用で仲間全員怒られたからなぁ・・・(苦笑)。
はい、実際そ~ゆ~時代だったんですよ・・・(泣)。
夏は虫取りだけでなく、川で泳いだりもした・・・。
清流だから、ま~冷たい冷たい・・・。
最初は冷たくて気持ち良いのだが、しばらくすると唇が紫色に変わってくる・・・。
私たちの間ではこの紫色が休憩サインであり、暫く川に入らないようにしたもんだ・・・。
ただ、じっと待っているという訳では無い。
大きな岩が太陽で熱せられて熱くなっているので、そこに全身をくっつけて体温を回復・・・(って爬虫類かよ)。
または、釣りをして体温を回復させたりもした・・・。
で、実際に釣った魚はその場で塩焼き!!
だから、川へ遊びに行く際は水着とは別に「釣竿」と「マッチ」それに「塩」が必需品だったのだ・・・(だからど~ゆ~小学生やねん!!)。
そんな時、仲間の1人が、
「塩焼きで美味しいんだから、砂糖付けて焼いたらもっと美味しいかも!!」
と言い出した・・・。
流石にそこには気付かなかった私たち。
「そうだ、そうだ!!」ということになり、即実行!!
えっ・・・、結果ですか???
まあ・・・、何と言いましょうか・・・。
・・・真っ黒焦げになってしまって・・・。
・・・美味くも何ともなかったのである・・・(残念)。
砂糖を付けるなら、焼いた後にすべきだったのだろうけど・・・。
小学生の頭ではそこまで考えが及ばないのも事実・・・。
それにしてもだ・・・。
塩焼きはあんなに美味しいのに砂糖焼にするとあそこまで不味くなるとは・・・。
それ以降、私たちの間で砂糖焼きは封印されたのであった・・・(アホやなぁ~・・・苦笑)。
今時の小学生が川でそんなことやってたら、一発補導になるのだろうけど・・・。
それだけ牧歌的時代だったんでしょうね・・・、私たちの時代は・・・。
魚焼いている側を大人が通っても、
「おっ、美味そうだな!! 後でちゃんと火の始末はしろよ!!」
ってなもんで、そのまま素通り・・・(笑)。
こういうのも、遊びの一環として見てくれてたんだと思う。
それにしても野生児すぎだろっ!!(爆)
でもまあ今にして思えば、大自然の恵みを沢山受けた小学生時代だったと思う・・・。
雨でも降らない限り、家の中で遊ぶという選択肢なぞ無いし・・・。
ヒマさえあれば山や川へ遊びに行く・・・。
それに小学校のグラウンドで野球をやったり、サッカーやったり・・・(付き添い等の大人はいない)。
何故これだけ外で遊ぶのか・・・。
やはり、
「私たちの時代にTVゲームが無かった!!」
というのが一番大きな要因だろう・・・。
また、タラレバではないが・・・。
もしTVゲームがあったらどうなっていた事だろう・・・。
少なくとも今まで書いたような経験は出来なかったハズだ・・・。
それを考えると・・・。
無くて良かったのかもしれない・・・。
まあ実際あったとしても、確実にTVゲームにハマる時間が長くなり、結果的に怒られるような気もするしね・・・(苦笑)。
って・・・、結局どっちにしても怒られるんかい・・・(爆)。
おあとがよろしいようで。
次回は
「システム更新は改良?改悪?・・・。」の巻