「ファスティングしてみました」の巻③
さて前回に引続き、経過の報告をしたいと思います。
丸々2日弱のファスティングを終え、ようやく食事を摂ることに。
いきなり普通の食事だと胃腸への負担が大きいだろうと、味噌汁(具がほとんどない)とおじや(お粥よりは固い)と野菜(サラダ)といったメニュー。
先ずは味噌汁を一口。
「うんっ、何じゃこりゃ。し、塩辛いぞ・・・」
速攻でカミさんへ抗議。
私:「おい、何でこんなに塩辛い味噌汁作ってんだ?いくらファステイング中に塩分をほとんど摂っていないとはいえ、これじゃあんまりだ!!」
カミさん:「えっ、何言ってんの。いつもと全く同じ味噌汁よ」
私:「えっ・・・・・・・・・・」
確かにファスティング中は、異様に匂いに敏感になったり、ヨーグルトの味が以上に濃いような気がしていたが、ファスティングを行なった結果、五官の中でも特に嗅覚と味覚が研ぎ澄まされたらしい・・・。
おじやは何も味付けしていないのに甘みすら感じ、野菜(サラダ)に至っては種類によって鮮度の差を感じ取る事すら出来た(驚)。
でもこれが本来人間が持っている能力なのかもしれませんね・・・。
ちなみに胃も小さくなっているためか、少量で満腹に。
食べたら眠くなってきたので、その日はそのまま就寝。
そして翌日。
いつも通り朝食は食べずに外出(普段もほとんど朝食は食べない)。
お昼になりさて何を食べようかと考え、「やっぱりうどんでしょう」と思い、よく行くうどん屋さんへ。
結構お腹は空いていたので、「わかめうどん、大盛で」と注文。
と、これがとんでもない事に・・・。
一口食べて、
「あれっ、ここのうどんってこんなに塩辛かったっけ?」
「それに何か妙に舌を刺激するなあ・・・。」(科学調味料の味)
と感じつつも食べ続けていると、3分の1くらいの時点でもうすでに満腹に。
「え~、たった2日くらいでこんなに食べられなくなるのか・・・」と自分でもビックリ。
確実に食べる量は以前に比べて減った。もちろん体重も(そりゃ食べなきゃ痩せるわなぁ)。
とは言え、体調は以前にも増して快調に。
ちなみに2日間のファスティングで体重は1.5kgの減(まあ2日じゃこんなもんでしょう)。
現在もその体重プラスマイナス1kgをキープ中。
人間この歳になると、そう多く食べなくても十分生きて行けるんですね・・・(現在49歳)。
ファスティングをしてみて、今までいかに無駄に多く食べていたのかという点と、塩分を摂り過ぎていたかという点を改めて痛感させられた。
何故外食ばかりではいけないのか。
その理由がよ~く分かったような気がしました(納得)。
皆様にも一度ファスティングに挑戦されてみてはいかがでしょう。
もちろん専門家の指導の下で。
味覚が変わることで食生活が変わり、体質まで変わっていくのが実感出来ますよ。
おあとがよろしいようで・・・。
次回は、
「恐るべき山東航空」の巻